「GBWC2013世界大会決勝戦」イベントレポート！第3回大会世界チャンピオンがついに決定！

バンダイが主催するガンプラ作りの世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ 2013」（以下 GBWC203）の世界大会決勝戦が、12月22日（日）に東京・お台場の「ガンダムフロント東京」で開催された。

会場には、世界13の国と地域で代表決定戦を勝ち抜いた、ジュニアコース11作品とオープンコース13作品の計24作品が製作者とともに集結。バンダイホビー事業部 川口克己氏と、声優の池澤春菜さん司会のもと、まずはバンダイ代表取締役社長 上野和典氏より挨拶があり、「今回もクオリティの高い作品が多く、また色々なアイディアに驚かされた」と全世界のガンプラビルダーへ向けたコメントが送られた。

さらに、スペシャルゲストとして芸能界きってのガンダム・ガンプラファンとしてもおなじみの及川光博氏が登場し、各国の代表作品を目の前にしてのコメントを求められると、「本当にわくわくします。甲乙どころか甲乙丙付けがたい作品ばかりです」と惜しみない賞賛を送られ、いよいよ待ちに待った「GBWC2013」世界決勝戦の結果が発表された。


■ ジュニアコース（ 14歳以下）

【第3位】Sneak Attack（スニーク アタック）
製作者：JENSON（ジェンソン） ／ 台湾

【第2位】Yamata no Orochi（ヤマタノオロチ）
製作者：Vincentsius Obert Fernando（ヴィンセンシウス オルヴァルト フェルナンド） ／ インドネシア

【チャンピオン（第1位）】Forgotten“The Red Comet”（フォーゴトゥン ザ・レッドコメット）
製作者：Choy Chi Kit（チョイ チキット） ／ 香港

「今回本当に悩みました。これは本当にジュニアコースなのか、オープンコースじゃないのかと思うほど作品の力が伝わってきました。どの作品も、ガンダムの作品性にとらわれない、自分のアイデアをさらに膨らませた形になっているのではないかと思いました。どの作品も非常に良く出来ていると思います。」
（バンダイ ホビー事業部 西澤純一）



■オープンコース（15歳以上）

【第3位】The last exchange（ザ・ラストエクスチェンジ）
製作者：Son Young Seok（ソ・ヨンソク） ／ 韓国

【第2位】HAFUMARU（WindBreaker）（ハフマル（ウインドブレイカー））
製作者：Ronnie Phoon（ロニ プーン） ／ マレーシア

【チャンピオン（第1位）】The Ultimate Mobile Suite of the Universal Century （宇宙世紀最強の機体）
製作者：山内俊平 / 日本

「これほど悩んだコンテストは人生においてないと思います。その中でも山内さんのνガンダムは、ずば抜けた技術、気迫を感じました。ここまで素晴らしいものを見せられると、私も早く帰ってガンプラを作りたいという気持ちに駆られました。ありがとうございます。」
（ホビージャパン編集部 岡村征爾）

「本当に素晴らしい作品を拝見させていただいて、審査もすごく楽しかったです。審査非常に難航したんですが、見ていてこちらも楽しくなるような作品ばかりでした。やはりνガンダムは伊達じゃなかったな、と。ありがとうございます。」
（電撃ホビーマガジン編集部 木村 学）

「ジュニアコース、オープンコース共に、僕自身の順位付けとほぼ同じ結果となっておりますので、納得の上位入賞だと思っております。賞には選ばれなかった作品の中にも高得点を付けた作品がいくつかありまして、その作品が選ばれなかったことは残念ではあるのですが、本当に楽しませていただきました。ありがとうございます。」
（モデルグラフィックス編集部 古屋智康）



■協賛企業による特別賞

【ピクサス賞（ジュニアコース）】キヤノンマーケティングジャパン株式会社より
作品名：ONE YEAR WAR 0079（ワンイヤーウォー0079）
製作者：Takdanai Preteeptas（タクダナイ プラティープタス） ／ タイ

【ガンダムVISAカード賞（オープンコース）】三井住友カード株式会社より
作品名：The last exchange（ザ・ラストエクスチェンジ）
製作者：Son Young Seok（ソ・ヨンソク） ／ 韓国
※オープンコース第3位と同作品です。

開催3回目となる今回の「GBWC2013」では、日本代表の作品が念願の世界チャンピオンの栄冠を勝ち取った。果たして次に開催される第4回大会では、どのような作品が世界一の座を競うのか、誰もが期待に胸を膨らませていることだろう。

今回賞を逃した人や、まだ応募したことのない人も、ぜひとも来年の「ガンプラビルダーズワールドカップ」にチャレンジしてみよう。

▲左よりChoy Chi Kit氏、及川光博氏、山内俊平氏。

なお、当日ライブ配信された映像は、現在「GBWC2013」公式サイトで観ることができるので、ぜひともチェックしてみよう。

（ガンダムインフォ編集部）