作品紹介

SERIES SELECT

  • C.E.71-72

  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY

    C.E.73-74

  • 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

    C.E.75

機動戦士ガンダムSEED

ストーリー STORY

  • C.E.70 2月14日に起きた「血のバレンタイン」事件を機に、地球連合(ナチュラル)とプラント(コーディネイター)の対立は激化。
    ザフト、地球連合軍は双方ともモビルスーツを投入し、中立国のオーブを巻き込みながら、壮大な殲滅戦へと発展していく。その中で、コーディネイターながら地球連合軍の新鋭艦アークエンジェルに乗り込むことになったキラ・ヤマトは、幼馴染であるアスラン・ザラと敵として再会する。そのふたりの出逢いが、世界の運命を変えていくものとなる。

  • 「血のバレンタイン」事件に端を発し、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で終結を見たC.E.70~C.E.72の戦乱は、「第1次連合・プラント大戦」と呼ばれる。ナチュラルとコーディネイターの軋轢が極限まで高まり、双方がモビルスーツをはじめとする新戦力や、「サイクロプス」、「グングニール」、「ジェネシス」といった大量破壊兵器を次々と投入。一時は、どちらか一方が完全に殲滅するまで続けられる最悪の事態も想定された。だが、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を前にして、地球連合軍から離脱したアークエンジェル、中立国オーブのクサナギ、ザフトから離脱したエターナルの3隻を中心とする部隊が、停戦に向けて共闘する。キラが搭乗するフリーダム、アスランが搭乗するジャスティスといった最新鋭機を有した彼らは、地球連合軍、ザフトの暴走を身を挺して食い止め、戦乱を終結に導いた。その後、両勢力は軍縮条約であるユニウス条約を締結し、再度の軍事衝突を回避する道筋を立てている。

    • STORY①
    • STORY②
    • STORY③

勢力 Force

  • 地球連合/地球連合軍

    「血のバレンタイン」事件を機に、国際連合を母体として創設された組織。大半がナチュラルで構成されている。
    地球連合軍も合わせて組織され、物量差ではザフトを圧倒しているものの、モビルスーツの開発では後塵を拝した。地球連合軍の内部組織で、中心的存在の大西洋連邦は、オーブとモビルスーツの開発を密かに進めていた。

    • 地球連合/地球連合軍①
    • 地球連合/地球連合軍②
  • プラント最高評議会/ザフト

    宇宙拠点「プラント」で暮らすコーディネイターで組織された政治機関で、プラント12市から代表議員が参加。地球連合とは対立しており、自治権獲得を悲願としている。C.E.71当初は穏健派のシーゲル・クラインが、のちに対地球連合軍強硬派のパトリック・ザラが議長を務めた。プラントが創設した軍事組織がザフトであり、優秀な者には赤服が贈られた。

    • プラント最高評議会/ザフト①
    • プラント最高評議会/ザフト②
  • オーブ連合首長国/オーブ軍

    南大西洋に存在する国家組織で、代表首長はウズミ・ナラ・アスハ。中立の理念を持ち、ナチュラル、コーディネイター双方を受け入れている。技術立国として知られ、半公営企業のモルゲンレーテ社は、モビルスーツの開発にも取り組んでいた。C.E.71、資源コロニー「ヘリオポリス」をザフトに急襲され、大西洋連邦とのMS共同開発が白日の下にさらされた。

    • オーブ連合首長国/オーブ軍①
    • オーブ連合首長国/オーブ軍②

主な戦い KEY BATTLE

  • ザフトによるヘリオポリス襲撃

    地球連合軍が開発していたG兵器を強奪するべく、オーブの資源コロニー「ヘリオポリス」をザフトが襲撃、崩壊に導いた事件。5機のG兵器のうち、ストライク以外の4機がザフトに奪取された。残るストライクはキラが搭乗し、そのままアークエンジェルの戦力となった。

    • ザフトによるヘリオポリス襲撃①
    • ザフトによるヘリオポリス襲撃②
  • オペレーション・スピットブレイク

    ザフトによる地上制圧作戦。地球連合軍最高司令部があるアラスカJOSH-A基地の陥落を目論むが、その情報はザフトのラウ・ル・クルーゼから地球連合軍側にリークされていた。結果、地球連合軍上層部はJOSH-Aの大量破壊兵器「サイクロプス」を起動し、多くの友軍もろともザフト部隊の8割を消滅させた。

    • オペレーション・スピットブレイク①
    • オペレーション・スピットブレイク②
  • オーブ解放作戦

    地球連合軍がオーブへ行った侵攻作戦。後期GAT-Xシリーズに投入された地球連合軍に対し、オーブもM1アストレイを中心に防衛を図るが、翌日にオーブは陥落。オーブの前代表ウズミ・ナラ・アスハは、娘カガリと一部戦力を宇宙に逃がすと、マスドライバーと軍事施設を爆破して自決した。

    • オーブ解放作戦①
    • オーブ解放作戦②
  • ボアズ攻略戦

    地球連合軍が、プラントの宇宙要塞「ボアズ」に核攻撃を行った戦闘。地球連合軍はカラミティなど後期GAT-Xシリーズや105ダガーを投入したのち、ピースメーカー隊が核を打ち込むとボアズは壊滅。ザフトはこれに対する報復処置として、大量破壊兵器ジェネシスを発射するに至った。

    • ボアズ攻略戦①
    • ボアズ攻略戦②
  • 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦

    プラント本国を守る最終防衛ライン「ヤキン・ドゥーエ宙域」で行われた最終決戦。地球連合軍による核攻撃や、プラントによるジェネシス発動など、大量破壊兵器を使った殲滅戦となったが、アークエンジェルら独立部隊の介入により最悪の事態は免れ、停戦に至っている。

    • 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦①
    • 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦②

キーワー KEY WORD

  • 血のバレンタイン事件

    C.E.70.02.14、プラントの農業コロニー「ユニウスセブン」に、地球連合軍が核攻撃を行った事件。この事件での死者は24万人を超えている。
    プラント側は報復として、「オペレーション・ウロボロス」など大規模な攻撃を行い、その後の戦乱の大きなきっかけになっている。

    血のバレンタイン事件
  • コーディネイター

    遺伝子操作を経て生まれた生命体。身体や知能をあらかじめ調整・強化された種であり、遺伝子操作を受けていない人々=ナチュラルとの先天的な能力差が新たな軋轢や憎しみを生み出した。一方、コーディネイターは出生率が低下するという問題点もあった。

    コーディネイター
  • 「SEED」

    コーディネイターやナチュラルに問わず発現する能力で、キラやアスラン、ラクス、カガリ、シンらが、極限状態の中で発現したと言われている。この状態では驚異的な戦闘能力を発揮することができ、種が割れたようなイメージが頭の中で生まれるようだ。

    「SEED」

CHARACTER SELECT

  • 自由を得るために戦った
    スーパーコーディネイター

    キラヤマト KIRA YAMATO

  • “スーパーコーディネイター”として、2度の大戦を終結に導いた存在として知られるキラ・ヤマト。パイロットとして当初から類まれな能力を発揮したが、それまで普通の民間人であった彼にとって戦場は過酷であり、精神的な消耗は隠せなかった。それでも、幼馴染アスランとの対峙、プラントの歌姫ラクスとの出会い、そして双子であるカガリの存在――組織を超えてそれぞれの正義と向き合ったキラは、最終的に地球連合軍から離れ、第三勢力として戦闘に介入することを選ぶ。それは、ナチュラルとコーディネイター、どちらかを殲滅するまで続けられようとしている戦争に対して、明確にNOを示したのである。
    C.E.73~74に勃発した戦乱でも、彼はラクスやアークエンジェルの仲間たちと共に、ザフト、地球連合軍双方の戦闘行為に介入していった。デュランダルが提唱した「デスティニープラン」にも反対し、コーディネイター、ナチュラルが“自由”に暮らす世界のため、その力を行使し続けたのである。

パイロッとして C.E.71~72

  • ストライクのパイロットとなったキラは、OSのプログラミングをすぐさま修正して自身に最適化。ヘリオポリスを襲撃したザフト部隊を撤退させる。宇宙から地球に降りたあとも、砂漠や水中といった悪環境でも力を発揮。アスランのイージスガンダムと決戦によりストライクが大破したあとは、ラクスから託されたフリーダムを運用。地球連合軍から離脱したアークエンジェルの一員として、オーブ解放作戦や、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加した。

    パイロットとして
  • 主な搭乗MS
    • GAT-X105 ストライクガンダム

      GAT-X105 ストライクガンダム

    • ZGMF-X10A フリーダムガンダム

      ZGMF-X10A フリーダムガンダム

  • ストライク搭乗時は、多彩なストライカーパックを戦況に応じて付け替え、その性能を最大限駆使した。フリーダム搭乗時は、マルチロックオンシステムを使いこなし、搭載火力を一斉射する攻撃で敵部隊を速やかに制圧した。

    • 主な搭乗MS①
    • 主な搭乗MS②

舞い降りる剣 PICK UP SCENE!

  • 「オペレーション・スピットブレイク」発動による混乱を機に、地球連合軍を離脱したアークエンジェル。ザフトの部隊が迫る中、天空から舞い降り、艦を助けたのがキラの乗るフリーダムだった。フリーダムはイザーク・ジュールが乗るデュエルを撃退すると、JOSH-Aからアークエンジェルを離脱させることに成功している。

    • 舞い降りる剣①
    • 舞い降りる剣②
  • それぞれの正義に
    苦悩しながらも戦い、
    もがき続けたキラの幼馴染

    それぞれの正義に
    苦悩しながらも戦い、
    もがき続けた
    キラの幼馴染

    アスランザラ ATHRUN ZALA

  • ザフトのエースパイロットとしてC.E.71の戦場に立ったアスラン・ザラ。彼にとって予想外だったのは、幼馴染のキラ・ヤマトと戦場で対峙したことである。キラはそのままストライクのパイロットとして敵対することになり、一時は互いを殺める寸前にまで関係が悪化していく。だが、同じく戦場で出会ったカガリや、婚約者(のちに破棄)だったラクスとの交流によってザフトを離脱する決断をすると、第三勢力のメンバーとしてキラと共闘した。
    C.E.73に勃発した戦乱では、キラたちとの関係にすれ違いが生じ、一時はザフトに復帰する。それはプラント最高評議会議長デュランダルに賛同する面もあったからだが、やがて彼の考えにも疑問を持つようになり、ザフトから再離脱する。その後、キラ、ラクスたちと和解し、共闘の道を選んだアスラン。真面目で実直な彼は、平和を求める中で苦悩し続けた。だが、彼のそうした苦悩こそ、ナチュラル、コーディネイターの融和がそれほどまでに難しいことの証明でもある。

パイロッとして C.E.71~72

  • GAT-Xシリーズの1機であるイージスガンダムに搭乗。対艦戦用モードを備えた特殊なMSを、その優れた操縦能力で使いこなした。自機を犠牲にしてストライクを撃破したのちは、ザフトの最新鋭機ジャスティスガンダムを受領。キラを中心とした独立部隊に参加し、オーブ解放作戦以降、ザフトや地球連合軍と戦いを繰り広げた。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、大量破壊兵器「ジェネシス」の内部で本機を自爆させ、その使用を防いでいる。

    パイロットとして
  • 主な搭乗MS
    • GAT-X303 イージスガンダム

      GAT-X303 イージスガンダム

    • ZGMF-X09A ジャスティスガンダム

      ZGMF-X09A ジャスティスガンダム

  • ナチュラル用の機体であったイージスを強奪したアスランは、瞬時に機体をコントロールした。ジャスティス搭乗時には、大型アームド・モジュール「ミーティア」を運用。敵MS部隊をその火力で制圧している。

    • 主な搭乗MS①
    • 主な搭乗MS②

オーブ解放作戦での共闘 PICK UP SCENE!

  • ジャスティスを受領したアスランは、その力をザフトのために使うのではなく、戦乱終結のために行使することを決意。宇宙から地球連合軍が侵攻を行っていたオーブに降り立つと、キラのフリーダムと合流。カラミティ、フォビドゥン、レイダーといった後期GAT-Xシリーズをフリーダムとの共闘で寄せつけず、アークエンジェルを宇宙へと脱出させている。

    • オーブ解放作戦での共闘①
    • オーブ解放作戦での共闘②
  • 平和と自由を願い歌った
    プラントの歌姫、その戦い

    平和と自由を願い歌った
    プラントの歌姫、
    その戦い

    ラクスクライン LACUS CLYNE

  • プラントの歌姫として知られたラクス・クラインは、2度の大戦を経て、誰よりも平和を謳う姫となった。プラント最高評議会でも穏健派として知られた父シーゲルの娘ということもあり、以前から戦争抑止の想いは強かったラクス。だが、歌姫という立場からできることは少なく、敵対する組織であったキラを救護し、彼にザフトの最新鋭機フリーダムを託すという選択をする。その後、彼女もエターナルの艦長として戦場に立ち、ザフト、地球連合軍の戦闘を止めようとしたのである。
    その想いは、オーブで隠遁生活を送っていたC.E.73になってからも変わらなかった。再びザフトと地球連合軍の戦闘が過激化するとプラントに戻り、クライン派と呼ばれる仲間たちと共に、デュランダルが導入を目指していた「デスティニープラン」の概要をキャッチ。いち早くプランへの反対を表明すると、エターナル艦長として戦闘にも介入した。歌だけでなく、その行動で平和を体現した女性、それがラクスなのである。

歌姫、指導者として C.E.71~72の戦い

  • ユニウスセブンの追悼式典に向かう途中に勃発した小規模な軍事衝突から逃れるため、緊急避難ポッドで脱出。その後、アークエンジェルに一時的に保護された際、キラと出会う。彼との出会いは、ラクスを歌姫から一歩踏み出させる契機となり、のちにキラが戦闘で負傷した際に救護を行っただけでなく、ザフトの最新鋭機フリーダムを独断で託した。ラクスはそのままザフトを離脱し、エターナルの艦長として第三勢力に参加。戦乱を終結に導いている。

    歌姫、指導者として
  • 主な搭乗戦艦/所有ロボ
    • ハロ

      ハロ

    • エターナル

      エターナル

  • エターナルは、ザフトがフリーダム、ジャスティス運用のために開発した高速戦艦。ラクスは指導者として艦に乗り、部隊全体の指揮を執った。ハロはラクスが可愛がっていたペットロボットで、アスランがプレゼントした。

    • 主な搭乗戦艦/所有ロボ①
    • 主な搭乗戦艦/所有ロボ②

第三勢力の指導者として PICK UP SCENE!

  • ラクスは、「砂漠の虎」として知られたアンドリュー・バルトフェルドやマーチン・ダコスタを引き込んでクライン派を密かに組織し、エターナルをザフトから奪取。アークエンジェル、クサナギと連携を結ぶことになった。その戦闘時にはSEEDを発現するなど、民衆やシンパを束ねる指導者としての才覚にも恵まれていたと言えるだろう。

    • 第三勢力の指導者として①
    • 第三勢力の指導者として②
  • 中立の理念を貫き通した
    アスハ家の女性指導者

    カガリユラアスハ CAGALLI YULA ATHHA

  • オーブ連合首長国の代表ウズミ・ナラ・アスハの娘として育てられていたカガリ・ユラ・アスハは、オーブが掲げる中立の理念に誰よりも誇りを持っていた。だが、その理念へのこだわりが強すぎ、密かに地球連合側とMSの共同開発を進めていたことに怒り、一時は国から出奔するほどであった。その後、オーブ解放作戦で自決したウズミの矜持や、のちに双子であることが判明するキラとの邂逅、さらにアスランとの交流によって現実的な視点を養いつつ、さらに中立の理念を確固たるものにしていく。
    C.E.73には代表首長となっていたものの、ここでも指導者としての脇の甘さから、セイラン家の増長を許す。だが、キラによってアークエンジェルに保護されると、雌伏のときを経てオーブに帰還し、その立て直しに奔走。ザフト、地球連合軍とは異なる中立の第三勢力として世界の安定に尽力した。政治力はまだ発展途上であるが、中立を貫く信念は本物で、その存在感は高まっている。

パイロッとして C.E.71~72

  • ヘリオポリスでのモビルスーツ開発が、地球連合軍側(大西洋連邦)と行われていたことに激怒したカガリは、オーブを出奔し、レジスタンス組織「明けの砂漠」に加入した。その後、アークエンジェルではスカイグラスパーのパイロットとしてセンスの良さを発揮している。オーブに帰還後、ウズミ・ナラ・アスハらの遺志を継いだカガリはクサナギで宇宙へ上がった。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、ストライクルージュのパイロットとして戦場を経験している。

    パイロットとして
  • 主な搭乗MS/MA
    • FX-550 スカイグラスパー

      FX-550 スカイグラスパー

    • MBF-02 ストライクルージュ

      MBF-02 ストライクルージュ

  • スカイグラスパーの操縦においては、シミュレーション・実戦どちらでも好成績を残したカガリ。ストライクルージュでの出撃時にも、戦闘中にSEEDを発現したことで優れた反応速度や空間認識能力を発揮している。

    • 主な搭乗MS/MA①
    • 主な搭乗MS/MA②

ヤキン・ドゥーエでの活躍 PICK UP SCENE!

  • オーブのM1アストレイ部隊と共に戦場に出撃したものの、アサギ、ジュリ、マユラといった盟友たちが戦死してしまう。その悲しみと怒りがカガリの覚醒を促し、SEED発現に至る。SEED発現時は、ナチュラルでありながらザフトのMS部隊と互角以上に渡り合い、ジェネシス内部への潜入とその破壊にも成功。アスランの命を救っている。

    • ヤキン・ドゥーエでの活躍①
    • ヤキン・ドゥーエでの活躍②

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ストーリー STORY

  • 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の終結後も、ナチュラルとコーディネイターの軋轢が解消されることはなかった。むしろ両者の溝は深まり、「アーモリーワン」でのMS強奪事件から、再び戦火は拡大していく。前大戦で妹を失くし、オーブからザフトへと入隊した少年シン・アスカは、オーブや地球連合軍への復讐心から戦場の最前線に立つ。
    その中で、前大戦終結の立役者アスランやキラ、ラクスと出会うシン。彼が体験した新たな戦乱とは――。

  • 前大戦の終結からおよそ2年後に勃発した大規模な戦争であり、「第2次連合・プラント大戦」と呼ばれる。ザフトの軍事工廠である「アーモリーワン」に地球連合軍のファントムペインが襲撃したことに端を発し、その後、ナチュラル廃絶を訴える勢力や、逆にコーディネイターの排斥を狙うブルーコスモス(やその資金を支える軍産複合体ロゴス)の関与もあり、前大戦と変わらぬ大規模な戦乱へと発展した。その中で、穏健派と見られていたプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが台頭。彼は最終的に、遺伝子に応じて職種や生き方を規定する「デスティニープラン」を発表する。だが、自由を排除するこのプランに対し、第三勢力としてザフト、地球連合軍の戦乱に介入し、戦乱の拡大を阻止すべく動いていたオーブやアークエンジェル、ラクス率いるクライン派などは反対。それでもデュランダルは強硬にプランの導入を目指したが、メサイア攻防戦で第三勢力側が勝利し、戦争は終結した。

    • STORY①
    • STORY②
    • STORY③

勢力 Force

  • 地球連合/地球連合軍

    プラント側と軍縮条約を締結したものの、軍備の増強は続けていた。連合内では反プラントのブルーコスモスがさらに台頭し、テロに近い奇襲を行う独立機動群ファントムペインの創設や、パイロットとして人為的に強化された「エクステンデッド」の投入などにより、ザフトやオーブに対する軍事的圧力をさらに強めていた。

    地球連合/地球連合軍
  • プラント最高評議会/ザフト

    ユニウス条約締結後、最高評議会議長にギルバート・デュランダルが就任。彼はアスランのザフト復帰を後押ししたほか、姿をくらませていたラクスの替え玉であるミーア・キャンベルを登用し、国民の支持を広げていった。さらにブルーコスモスを背後で操るロゴスを糾弾するなど、地球側に対する強硬な姿勢を強めていく。

    プラント最高評議会/ザフト
  • オーブ連合首長国/オーブ軍

    ユニウス条約締結後はカガリが代表首長に就任していたが、地球連合寄りの姿勢を見せるセイラン家と対立。カガリとセイラン家のユウナ・ロマ・セイランとの結婚する予定であったが、その当日にキラが連れ去り、結婚は破談に。その後、ユウナが代表首長に就くと、中立から地球側(大西洋連邦)側の姿勢を強めることになる。

    オーブ連合首長国/オーブ軍
  • 独立部隊アークエンジェル

    前大戦時に地球連合軍を離脱しているアークエンジェル部隊は、オーブに避難。そこにはキラやラクス、艦長のマリュー・ラミアスなども暮らしていた。オーブを離脱すると、地球連合軍・ザフト両勢力の戦闘阻止に向けた介入行動を繰り広げた。また、ラクスを中心とするクライン派も、ファクトリーと呼ばれる施設で力を蓄えていた。

    独立部隊アークエンジェル

主な戦い KEY BATTLE

  • アーモリーワン事変

    プラントの軍事工廠「アーモリーワン」に、地球連合軍の第81独立機動群ファントムペインのメンバーが潜入し、ザフトの新型MS3機を強奪した事件。当時、軍備を巡ってザフトのデュランダルとオーブのカガリが極秘訪問しており、戦闘に巻き込まれている。

    • アーモリーワン事変①
    • アーモリーワン事変②
  • ブレイク・ザ・ワールド事件

    「血のバレンタイン」で崩壊したユニウスセブンの破片が、地球圏に落下した事件。地球各地の都市に大打撃を与えた。ザフトの一部急進派が独断で行ったテロ行為であったが、地球側はその説明を受け入れず、核攻撃も交えた「フォックストロット・ノベンバー」を発動する。

    • ブレイク・ザ・ワールド事件①
    • ブレイク・ザ・ワールド事件②
  • オペレーション・ラグナロク

    ザフトを主体とする対ロゴス同盟軍が行った、ロゴス/ブルーコスモス殲滅作戦。地球連合軍の最高司令部ヘブンズベースに匿われたロゴスメンバーをミネルバなどザフトの部隊は追い詰め、ヘブンズベースは陥落。だが、ロゴス盟主のロード・ジブリールは取り逃がした。

    • オペレーション・ラグナロク①
    • オペレーション・ラグナロク②
  • レクイエム攻防戦

    ヘブンズベースからオーブ、さらに月面基地ダイダロスへと逃亡したジブリールとの決戦。ジブリールは大量破壊兵器「レクイエム」を使用し、プラントに大損害を与える。プラントへの次射を防ぐべく、ミネルバ部隊はレクイエムを制圧。さらにジブリールも殺害する。

    • レクイエム攻防戦①
    • レクイエム攻防戦②
  • メサイア攻防戦

    デュランダルが拠点とした機動要塞「メサイア」での最終決戦。オーブ軍やクライン派、地球連合軍など、「デスティニープラン」導入に反対する勢力が集結し、メサイアとダイダロス基地を壊滅した。デュランダルの死後、ザフトが停戦を受託し、戦争は終結した。

    • メサイア攻防戦①
    • メサイア攻防戦②

キーワー KEY WORD

  • FAITH

    ザフトの中でも優秀なパイロットや指揮官に与えられる称号で、専用の徽章が与えられた。通常の部隊指揮官よりも立場が上となっており、個人の権限で行動が可能。アスラン・ザラ、ハイネ・ヴェステンフルス、シン・アスカ、タリア・グラディスなどが任命された。

    FAITH
  • ブルーコスモス(ロゴス)

    コーディネイター廃絶を訴える団体。スローガンは「青き清浄なる世界のために」。軍産複合体「ロゴス」の力を背景に、反コーディネイター思想をナチュラルに植え付けた。ムルタ・アズラエル、ロード・ジブリールなど、盟主たちが政治面・軍事面でも存在感を発揮した。

    ブルーコスモス(ロゴス)
  • デスティニープラン

    遺伝子解析によって先天的な能力を調査し、その人物の職業を決めてしまう社会システム構想。遺伝子による人生の最適化により、争いのない世界を目指したもの。だが、職業選択の自由や後天的な能力が考慮されておらず、またコーディネイターに優位であると批判された。

    デスティニープラン

CHARACTER SELECT

  • 自由を得るために戦った
    スーパーコーディネイター

    キラヤマト KIRA YAMATO

  • “スーパーコーディネイター”として、2度の大戦を終結に導いた存在として知られるキラ・ヤマト。パイロットとして当初から類まれな能力を発揮したが、それまで普通の民間人であった彼にとって戦場は過酷であり、精神的な消耗は隠せなかった。それでも、幼馴染アスランとの対峙、プラントの歌姫ラクスとの出会い、そして双子であるカガリの存在――組織を超えてそれぞれの正義と向き合ったキラは、最終的に地球連合軍から離れ、第三勢力として戦闘に介入することを選ぶ。それは、ナチュラルとコーディネイター、どちらかを殲滅するまで続けられようとしている戦争に対して、明確にNOを示したのである。
    C.E.73~74に勃発した戦乱でも、彼はラクスやアークエンジェルの仲間たちと共に、ザフト、地球連合軍双方の戦闘行為に介入していった。デュランダルが提唱した「デスティニープラン」にも反対し、コーディネイター、ナチュラルが“自由”に暮らす世界のため、その力を行使し続けたのである。

パイロッとして C.E.73~74

  • 一時は隠遁生活を送っていたが、オーブからカガリを救うためにフリーダムで出撃。その後は、コックピットを狙わないなど人命を重視した戦い方でザフトと地球連合軍の戦闘に度々介入し、戦闘の停止を訴えた。だが、フリーダムは「エンジェルダウン作戦」でシンの乗るデスティニーに撃破される。その後、クライン派の旗艦エターナルからストライクフリーダムを受け取ると、ザフト、地球連合軍の大規模な戦闘に介入。デスティニーやレジェンドを戦闘不能に追い込んでいる。

    パイロットとして
  • 主な搭乗MS
    • ZGMF-X10A フリーダムガンダム

      ZGMF-X10A フリーダムガンダム

    • ZGMF‐X20A ストライクフリーダムガンダム

      ZGMF‐X20A ストライクフリーダムガンダム

  • 前大戦から引き続きフリーダムに搭乗し、ザフトや地球連合軍のMS部隊を圧倒。その操縦能力は錆びついていないところを見せつけた。ストライクフリーダムに乗り換えてからも、キラは高い空間認識能力を活かしてその性能を発揮している。

    • 主な搭乗MS①
    • 主な搭乗MS②

レジェンドとの決戦 PICK UP SCENE!

  • レイ・ザ・バレルが乗るレジェンドとの決戦では、前大戦時、ラウ・ル・クルーゼ運用の対プロヴィデンス戦を彷彿させる高度な射撃戦を展開する。だが、地力に勝るキラは、SEEDを発現した状態で戦闘を繰り広げ、最後にはフルバーストモードでの一斉射によってレジェンドを大破させた。これが戦乱終結の大きな一歩となった。

    • レジェンドとの決戦①
    • レジェンドとの決戦②
  • それぞれの正義に
    苦悩しながらも戦い、
    もがき続けたキラの幼馴染

    それぞれの正義に
    苦悩しながらも戦い、
    もがき続けた
    キラの幼馴染

    アスランザラ ATHRUN ZALA

  • ザフトのエースパイロットとしてC.E.71の戦場に立ったアスラン・ザラ。彼にとって予想外だったのは、幼馴染のキラ・ヤマトと戦場で対峙したことである。キラはそのままストライクのパイロットとして敵対することになり、一時は互いを殺める寸前にまで関係が悪化していく。だが、同じく戦場で出会ったカガリや、婚約者(のちに破棄)だったラクスとの交流によってザフトを離脱する決断をすると、第三勢力のメンバーとしてキラと共闘した。
    C.E.73に勃発した戦乱では、キラたちとの関係にすれ違いが生じ、一時はザフトに復帰する。それはプラント最高評議会議長デュランダルに賛同する面もあったからだが、やがて彼の考えにも疑問を持つようになり、ザフトから再離脱する。その後、キラ、ラクスたちと和解し、共闘の道を選んだアスラン。真面目で実直な彼は、平和を求める中で苦悩し続けた。だが、彼のそうした苦悩こそ、ナチュラル、コーディネイターの融和がそれほどまでに難しいことの証明でもある。

パイロッとして C.E.73~74

  • ザフトに復帰したアスランは、新型機である可変MSセイバーを受領し、ミネルバの戦力として活躍する。だが、第三勢力として介入するキラたちとの戦いには迷いがあり、フリーダムにセイバーを行動不能とされてしまった。その後、ザフトから離脱し、クライン派からインフィニットジャスティスを受領。エターナルの主戦力として戦い抜いた。その中で、支援メカ「ファトゥム‐01」を大量破壊兵器「レクイエム」に突撃させ、使用停止に追い込む戦果を挙げた。

    パイロットとして
  • 主な搭乗MS
    • ZGMF-X23S セイバーガンダム

      ZGMF-X23S セイバーガンダム

    • ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム

      ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム

  • セイバー搭乗時は、その可変機構を生かした一撃離脱戦法で敵部隊を翻弄させた。インフィニットジャスティス搭乗時には、ミーティアを使用したほか、ストライクフリーダムと同じく搭載火力の一斉射で敵部隊を制圧した。

    • 主な搭乗MS①
    • 主な搭乗MS②

VSデスティニー PICK UP SCENE!

  • メサイア周辺で行われた、シンの乗るデスティニーとの一騎打ち。ルナマリア・ホークが乗るインパルスの介入もあり、一時は数的不利にもなったが、デスティニーとの戦いは格闘戦に持ち込まれる。ここで強さを発揮したアスランは、インフィニットジャスティスが装備する格闘兵器でデスティニーの腕部や脚部を破壊し、行動不能に追い込んだ。

    • VSデスティニー①
    • VSデスティニー②
  • 平和と自由を願い歌った
    プラントの歌姫、その戦い

    平和と自由を願い歌った
    プラントの歌姫、
    その戦い

    ラクスクライン LACUS CLYNE

  • プラントの歌姫として知られたラクス・クラインは、2度の大戦を経て、誰よりも平和を謳う姫となった。プラント最高評議会でも穏健派として知られた父シーゲルの娘ということもあり、以前から戦争抑止の想いは強かったラクス。だが、歌姫という立場からできることは少なく、敵対する組織であったキラを救護し、彼にザフトの最新鋭機フリーダムを託すという選択をする。その後、彼女もエターナルの艦長として戦場に立ち、ザフト、地球連合軍の戦闘を止めようとしたのである。
    その想いは、オーブで隠遁生活を送っていたC.E.73になってからも変わらなかった。再びザフトと地球連合軍の戦闘が過激化するとプラントに戻り、クライン派と呼ばれる仲間たちと共に、デュランダルが導入を目指していた「デスティニープラン」の概要をキャッチ。いち早くプランへの反対を表明すると、エターナル艦長として戦闘にも介入した。歌だけでなく、その行動で平和を体現した女性、それがラクスなのである。

指導者として C.E.73~74の戦い

  • 前大戦後はオーブで隠遁生活を送っていたが、ラクスの替え玉ミーア・キャンベルの活躍、そしてザフトから派遣された暗殺部隊の存在を知ると、再び表舞台に立つことを決意。アークエンジェルでオーブを離脱し、第三勢力としての活動を再開する。その後、デュランダルの真意を知るべく宇宙へ上がると、クライン派が確保していたエターナルに合流。オーブへの支援などを通して地球、プラントどちらにも与しない立ち位置を明確にし、メサイア攻防戦まで戦い抜いた。

    指導者として
  • 主な搭載MA/戦艦
    • エターナル/ミーティア

      エターナル/ミーティア

    • ミーティア

      ミーティア

  • クライン派が所有していたエターナルの指導者として、宇宙(メサイア宙域)で行われた最終決戦に参加した。また、エターナルの火力として使われているミーティアは艦から分離させることができ、インフィニットジャスティス、ストライクフリーダム用の大型アームド・モジュールとも運用できた。

    主な搭載MA/戦艦

ラクスの演説 PICK UP SCENE!

  • ラクスの替え玉であったミーアがデュランダルと共に演説している最中、オーブのカガリ、そして本物のラクスが演説を開始。ロゴス壊滅を狙うデュランダルの方針に反対を示したほか、ロード・ジブリール率いるロゴス側に対しても糾弾を行った。これによりラクスは、第三勢力としての立場を強固にしたのである。

    • ラクスの演説①
    • ラクスの演説②
  • 中立の理念を貫き通した
    アスハ家の女性指導者

    カガリユラアスハ CAGALLI YULA ATHHA

  • オーブ連合首長国の代表ウズミ・ナラ・アスハの娘として育てられていたカガリ・ユラ・アスハは、オーブが掲げる中立の理念に誰よりも誇りを持っていた。だが、その理念へのこだわりが強すぎ、密かに地球連合側とMSの共同開発を進めていたことに怒り、一時は国から出奔するほどであった。その後、オーブ解放作戦で自決したウズミの矜持や、のちに双子であることが判明するキラとの邂逅、さらにアスランとの交流によって現実的な視点を養いつつ、さらに中立の理念を確固たるものにしていく。
    C.E.73には代表首長となっていたものの、ここでも指導者としての脇の甘さから、セイラン家の増長を許す。だが、キラによってアークエンジェルに保護されると、雌伏のときを経てオーブに帰還し、その立て直しに奔走。ザフト、地球連合軍とは異なる中立の第三勢力として世界の安定に尽力した。政治力はまだ発展途上であるが、中立を貫く信念は本物で、その存在感は高まっている。

パイロッ・指導者として C.E.73~74の戦い

  • カガリはオーブ連合首長国の代表首長となり、世界の安定のために動いていた。地球連合に近いセイラン家の策略によって転落の危機を迎えているところをキラに助けられ、その後はストライクルージュでザフト、地球連合軍の戦闘に介入した。再びオーブに戻ると、ウズミが遺したアカツキを起動させ、初代パイロットとなる。戦場が宇宙に移ると自身はオーブ本国に残り、アカツキをムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)に譲っている。

    パイロット・指導者として
  • 主な搭乗MS
    • ORB-01 アカツキ

      ORB-01 アカツキ

    • MBF-02 ストライクルージュ

      MBF-02 ストライクルージュ

  • ストライクルージュに新型ストライカーである「オオトリ」を装備して出撃。ダーダネルス海峡やクレタ沖での戦いに介入している。アカツキには、オーブ解放作戦から本国を守るために搭乗したが、デスティニーに敗れた。

    主な搭乗MS

鉄壁の盾として PICK UP SCENE!

  • ロード・ジブリール確保を名目にオーブへと侵攻を仕掛けたザフトに対し、カガリはアカツキで出撃。ビームを反射できる特殊装甲「ヤタノカガミ」を駆使しながら戦闘を行い、グフイグナイテッドやバビといったザフト機を次々と撃破していった。シンが乗るデスティニーには敵わなかったものの、オーブ軍の立て直しには十分に貢献している。

    • 鉄壁の盾として①
    • 鉄壁の盾として②
  • 怒りを原動力に戦った
    ザフトのエースパイロット

    シンアスカ SHINN ASUKA

  • 中立国オーブで暮らしていたシン・アスカは、C.E.71に行われたオーブ解放作戦の折、地球連合軍の侵攻によって最愛の妹を失った。その喪失感を埋めるべく、力を求めた彼はザフトへと入隊。士官学校を優秀な成績で卒業し、赤服となってC.E.73~74の戦乱に参加する。早くからパイロットとしての腕を評価されていたが、デュランダル議長にも重用され、FAITHと呼ばれる特権も手に入れる。そうした扱いによって自信を深めていったシンであったが、それはデュランダルの目論見通りであることを意味していた。
    やがてシンは、「デスティニープラン」導入を目論む彼の駒として扱われるようになる。
    ザフトのやり方に疑問を感じつつも、地球連合軍やそれを操るブルーコスモスへの怒り、さらにオーブに対する不信感も最後まで拭えず、ザフトの尖兵として戦い続けたシン。だが、メサイア攻防戦から生還したシンは、アスランと再会。キラたちの考えも理解し、和解したのである。

C.E.73~74の戦い C.E.73~74

  • インパルスのパイロットとして、アーモリーワンに襲撃を仕掛けてきたファントムペインの追跡を行ったシン。ブレイク・ザ・ワールド事件では、地球に落下するユニウスセブンの破片をギリギリまで破砕する役割を担う。地球に降下後、オーブを離脱する際に行われた地球連合軍との戦闘で、SEEDを発現。さらにインド洋やダーダネルス、クレタ沖の戦闘でも大きな活躍を見せる。特にクレタ沖の戦いでは、オーブ軍のタケミカズチを撃沈することに成功した。
    地球連合軍のエクステンデッド、ステラ・ルーシェとの交流と別れはあったものの、兵士としては快進撃を続けたシン。ベルリンではデストロイを撃退し、エンジェルダウン作戦ではフリーダムを撃墜する。デュランダルから直々にデスティニーを受領したシンは、オペレーション・フューリーでも八面六臂の活躍を見せ、ついにはFAITHに就任した。宇宙でもレクイエム発射を止めてプラントを死守したが、月面上での決戦でアスランのインフィニットジャスティスに敗れてしまった。

    • C.E.73~74の戦い①
    • C.E.73~74の戦い②
  • 主な搭乗MS
    • ZGMF-X56S インパルスガンダム

      ZGMF-X56S インパルスガンダム

    • ZGMF-X42S デスティニーガンダム

      ZGMF-X42S デスティニーガンダム

  • インパルスはシルエットシステムによる多彩な武装パックの換装を特徴としていた一方で、デスティニーは単機で全領域に対応するタイプとして開発された。そのどちらも操るだけの操縦センスをシンは有していた。

    • 主な搭乗MS①
    • 主な搭乗MS②
  • 同僚
    • ルナマリア・ホーク

      ルナマリア・ホーク

    • レイ・ザ・バレル

      レイ・ザ・バレル

  • ルナマリア・ホーク、レイ・ザ・バレルは、士官学校の同窓であり、ミネルバに所属された盟友。デュランダルを絶対的な正義とするレイに対しては全幅の信頼を置いていたほか、ルナマリアとはのちに恋仲となっている。

    • 同僚①
    • 同僚②

ステラの死 PICK UP SCENE!

  • 休暇中に偶然出会った少女ステラ・ルーシェは、ファントムペインのエクステンデッドであった。ステラを戦場から引き離したいシンだが、デストロイのパイロットとして戦場に再投入されてしまう。戦いながら説得を続けたシンだが、ステラはキラの介入が影響して命を落とす。この出来事を機にシンは打倒キラに燃え、執拗にフリーダムの撃破を狙うのだった。

    • ステラの死①
    • ステラの死②

VSフリーダム PICK UP SCENE!

  • アークエンジェルの撃破を狙ったエンジェルダウン作戦では、インパルスの合体・分離機構を活かした戦いでフリーダムと互角に渡り合い、さらに複数のシルエットを換装しながら攻撃を仕掛けた。最後にはソードシルエットの装備であるエクスカリバーレーザー対艦刀を用い、フリーダムを撃破する大きな成果を挙げた。

    • VSフリーダム①
    • VSフリーダム②

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

ストーリー STORY

  • C.E.75、戦いはまだ続いていた。

    独立運動、ブルーコスモスによる侵攻……
    事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする
    世界平和監視機構・コンパスが創設され、
    キラたちはその一員として各地の戦闘に介入する。

    そんな折、新興国・ファウンデーション王国から、 ブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。

    機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

勢力図 FORCES

  • 勢力図

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