MBS平成アニメの総決算「MBSアニメヒストリア―平成―」が、3月17日（日）に千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催された。

イベントでは、発表されていた『機動戦士ガンダム00』と『機動戦士ガンダムSEED』など6作品に加え、サプライズとして『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』をはじめとした9作品が参戦し、平成を代表する18作品による超豪華なステージが実施された。

『SEED』からはキラ・ヤマト役の保志総一朗さんとアスラン・ザラ役の石田 彰さん、『00』からは刹那・F・セイエイ役の宮野真守さんとグラハム・エーカー役の中村悠一さん、『鉄血のオルフェンズ』からは三日月・オーガス役の河西健吾さんとオルガ・イツカ役の細谷佳正さんが登壇。生アフレコが実施されたほか、本イベントの感想について述べられたので本記事にて紹介していこう。

「鉄華団、決して散らない、鉄の華…」と、オルガの独白とともに開幕し、三⽇⽉・オーガス役の河⻄健吾さんとオルガ・イツカ役の細⾕佳正さんがサプライズでの登場。放送から約3年の月日が経過しているが、その月日を感じさせない見事な掛け合いが披露される。オルガの名セリフ「止まるんじゃ…ねぇぞ…」の言葉とともにステージは暗転し、多くの観客が2人の熱演に涙した。

また、本イベントの感想として「生アフレコはいろいろなところでやらせていただいておりますが、久しぶりに緊張しました！」（河西さん）、「主題歌の1つである『RAGE OF DUST』を聞いて、士気を高めました。今回はドンとこい！という気持ちでした」（細谷さん）とそれぞれコメントし、会場からは歓声が上がった。

平成14年に放送された平成のMBSアニメを語る上では外すことの出来ない作品『機動戦士ガンダムSEED』では、TVアニメのオープニング映像が流れた後、ステージ上にキラ・ヤマト役の保志総一朗さんと、シークレット声優としてアスラン・ザラ役の石田 彰さんが登場。生アフレコでは、アスランの「次に戦う時は、俺がおまえを撃つ！」、キラの「それでも！守りたい世界があるんだ！」など、往年のファンなら胸を撃たれる名セリフが飛び出した。

本イベントの感想として、保志さんも石田さんも「キャラクターに入り込めるだけ入り込んだ」と明かし、石田さんは「お互いの相乗効果で良くなっていったよね！」とコメント。石田さんのサプライズ登場について、保志さんは「サプライズ感あんまりなかったよね？」と石田さんをイジり、仲睦まじい2人の姿に会場は和やかなムードに包まれた。

平成19年に放送されていた当時のオープニング映像が流れ、「エクシア…刹那・F・セイエイ…目標を駆逐する！」の名セリフと共に刹那役の宮野真守さんが堂々とステージに姿を現し、グラハム役の中村悠一さんも登場。戦争根絶の声を張り上げる宮野さんと、気迫をみなぎらせる好敵手を熱演した中村さんによる熱い演技に、会場からは大きな拍手が起きた。

また、本イベントの感想として「僕らにとって大事な作品の『ガンダム00』で出演できたのは非常に嬉しいです。これからも展開が続きそうな予感もしており、その期待を込めていた“決意表明”にもなったのではないでしょうか」（宮野さん）、「再び原点に戻ったシーンが、宮野くんと一緒にやれたのは、非常に良い経験となりました。また大勢でこういうことがやれる機会があると良いなと思っております。引き続きよろしくお願いいたします」（中村さん）と語った。

イベントでは、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のオープニングテーマ「COLORS」を歌うFLOWの登場をはじめ、『ジョジョの奇妙な冒険』、『マギ』、『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』、『マクロスF』など多数の作品のライブパフォーマンスを実施。さらに、放送局の垣根を超えて『新世紀エヴァンゲリオン』から高橋洋子さんも参戦し、カラオケDAMの平成アニメソング不動の第1位、平成を代表する大ヒットアニメソング「残酷な天使のテーゼ」が熱唱された。

最後はキャスト、観客も一体となって全員で、「MBS」、「アニメヒストリア」、「平成」とコール。キャノン砲から放たれた銀テープが会場を舞う中、平成のアニメ作品を愛し続けた多くのファンの拍手と喝采ともに、本イベントの幕は閉じた。

（ガンダムインフォ編集部）

MBSアニメヒストリア―平成―

【会期】2019年3月17日（日）

【会場】幕張メッセ国際展示場 9～11ホール

【公式ホームページ】

https://www.mbs.jp/anime-historia/

【オフィシャルTwitter】

@mbsanimefes