トークセッションでは武田真治さんが出演経緯や幼少期の思い出を語る！「『JALガンダムJET』チャーターツアー」イベントレポート

特別塗装機「JALガンダムJET」に搭乗する特別チャーターツアーが、8月29日（金）に開催された。

ツアーでは、「JALガンダムJET」の遊覧チャーターへの搭乗に加え、機内でのイベント特別映像の上映、「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内で体験できる新作映像『GUNDAM: Next Universal Century』の監督を務めた辻󠄀本貴則さんと、同映像内でジオング タイプMA役を務めた武田真治さんによるトークセッション、「JALガンダムJET」の特別撮影会など、盛りだくさんの内容が実施された。

それでは早速、その模様をレポートしていこう。

遊覧飛行の前に、ホテル日航関西空港内のホールにて、辻本貴則監督と武田真治さんのトークセッションが行われ、武田さんの出演経緯や収録での様子、武田さんの幼少期のエピソードなどが語られた。
辻󠄀本監督はジオングの音声の表現について、SE（効果音）にするか音声にするかどうか問われた際、「音声という発想はなかった！」とのことで、その手があったかと思いなおしたそう。そこで、別作品で面識のあった武田さんにサックスで表現してもらうことを思いつき、オファーすることを決意。武田さんは、キャスティング会社さんから「ガンダムの新作映像に出演してほしい」と言われ、テンションが上がって「役名」や内容について詳細な話を確認したものの、「MSの声？音？を表現する、みたいな？」という回答を受け、「パイロットではない？一体何をやるんだろう？」と困惑したとのこと。
そこで、監督と直接話すことになり、辻󠄀本監督と直接会って内容を聞き、「なるほど！」と出演を決めたと明かした。
収録でジオングの音をどのように表現したのか、実際にサックスを吹いて再現する場面もあり、会場のファンからは大きな拍手が巻き起こった。
また、『機動戦士ガンダム』のファンであり、「ガンプラ」のファンでもあるという武田さんは、幼少期に某コミック誌に自作ガンプラの写真を何度も何度も送っていたそう。
泣く泣くドムの足を切って、ジオングに取り付けた渾身のガンプラの写真も送ったそうだが、「どれも一度も採用されなかったんですけどね……」とほろ苦い思い出を語り、会場の笑いを誘っていた。しかし同時に、その場にいた多くのガンダムファンの共感も得たに違いない。

ガンダムパビリオン映像秘話を堪能した後、ガンダムジェットへの機体を胸に搭乗口へと向かっていった。

なお、今回ガンダムインフォでは自身が作成したガンプラを持った幼少期の武田さんの写真を特別に入手したので、あわせて紹介しよう。（期間限定公開）