「Q.9/17は中秋の名月！月が印象的なシーンといえば？」は「『機動新世紀ガンダムX』スーパーマイクロウェーブの発射シーン」が1位！【9/2～9/9】

今日9月17日（火）は中秋の名月。調べてみると、月を愛でる風習は平安時代に中国から伝わったものらしく、この頃に成立したといわれている「竹取物語」では、かぐや姫が月を眺める場面が登場する。ガンダムシリーズの世界観でも月までの地球圏を舞台にすることが多く、ファンにとって月はどうにも心揺さぶられるものではないだろうか。
ということで、今回は印象に残る月のシーンを調査してみた。

が33ポイント弱の支持を集めた。なんといってもガンダムXの最強の武器はサテライトキャノンで、一撃でコロニーを破壊することができるほどの威力を持つ。そのための膨大なエネルギーを得るために必要なのが月からのスーパーマイクロウェーブである。月から地球までの送信時間が4.03秒かかるため、その間、じっとしていなければならないガロード・ランとそれを見守るティファ・アディールたちを見ながら、視聴者の私たちは手に汗握る緊張感を感じるシーンであった。

第2位は『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』ガンダムデスサイズヘルの登場シーンが32ポイント弱の支持を集めた。月をシルエットに登場し、ビームシザースを大きく振り回して、敵を薙ぎ倒していく姿が印象的だった。

第3位は『機動戦士ガンダムF91』ラストシーンが20ポイント弱の支持を集めた。宇宙に投げ出されたセシリー・フェアチャイルドをなんとか見つけたシーブック・アノー。抱き合うふたりとガンダムF91の後ろに、大きな月が背景として盛り上げてくれたシーンだ。

第4位は『∀ガンダム』ロランが月に吠えるシーンが16ポイント弱の支持を集めた。第1話のタイトルでもある「月に吠える」は大正時代の詩人・萩原朔太郎の詩集のタイトルとしても有名だ。ロラン・セアックの郷愁の情を表す印象的なシーンであった。

思い返してみると、どれもどこか物懐かしさを感じるシーンだった。月というものに何かを感じる感性が私たちには備わっていて、DNAやもっと深いところで、引き継がれているのかもしれない。とはいえ、月を愛でる習慣は全世界的ではなさそうで、月を見ると変身してしまう狼男など、警戒や畏怖すべきものとして月を捉える文化も存在している。お団子を食べながら月を眺める習慣は、心休まる気がするので、ぜひ世界にも広まって欲しいものだ。今夜はしみじみとお団子を味わいながら、ガンダムシリーズを見返してみようかなぁ。