「Q．3月9日は『ザクの日』！好きなザクは？」はザクIIが1位！【2/21～27】

3月9日は、そう「ザクの日」だ。いつ頃から使われるようになったのか定かではないのだが、確かにわかりやすく納得できる記念日である。
今年は3月9日（水）に、アムロ・レイ役の古谷 徹さんほかが出演予定の「“ザクの日”スペシャル会見」が実施され、会見の模様はガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信予定だ。6月3日（金）より全国185館の劇場で『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が公開されるのもあって、さらにどーんと盛り上がりそうである。
いや〜、劇場で最新技術を駆使したザクとガンダムのバトルを見ることができるとは、非常に楽しみである。ということで、今回は好きなザクを調査してみた。

が過半数を超える支持を集めた。『機動戦士ガンダム』の冒頭、一番最初に登場するモビルスーツで、最終盤ア・バオア・クーの決戦までほとんどの回に登場する機体である。そして、『機動戦士ガンダムΖΖ』のみならず『∀ガンダム』にも登場し、ガンダムシリーズを通して、長きにわたり活躍した機体ではないだろうか。
本機は、「A型」「C型」「F型」などの派生型も数多く存在し、中でも人気や知名度が高いのは、シャア・アズナブル専用機として登場した赤い塗装が施された「S型」であろう。だが、この緑のザクIIの方が好きという人も多かったように思う。禍々しい動力パイプのインパクトやピンクのモノアイ、スパイクのついた肩アーマー、そして無骨な盾。無表情に立つザクIIの姿は、どことなく寂しさを感じる。そして、あくまで戦争の道具として扱われるのその姿は、メカとしての哀愁を漂わせている。

モビルスーツの開発の経緯から考えると、ジオン公国軍が初めて実用化したのは「ザクI」であった。「ザクII」になってから大量生産され、多くの場所で活躍。『機動戦士Ζガンダム』では、一年戦争後初の新設計機として、ザクをベースに「ハイザック」が地球連邦軍が採用した。
その後、『機動戦士ガンダムΖΖ』でザクIIの後継機として「ザクIII」と「ザクIII改」が開発されたが、量産化はかなわず、一部のエースパイロットなどに使われただけだった。そんな経緯もあり「ザクII」には一歩及ばなかったようだ。

「ザクII」の絶妙なふくらはぎのカーブや、腕の曲線を眺めていると、なぜだろうか愛おしくなってくる。大量に使われ、愛用され、飽きのこない「ザクII」。う〜ん、これこそメカデザインの奇跡と呼んでいいのではないだろうか。その風に考えていたら、改めてザクを好きになっちゃったなぁ。