「Q．『機動戦士Ζガンダム』アニマックスで9/6放送開始！参加するならどの陣営？」はエゥーゴが1位！【8/22～28】

『機動戦士Ζガンダム』がアニマックスで明日9月6日（火）15:00より放送開始される。
『Ζガンダム』は、のちにグリプス戦役と呼ばれる、連邦軍の中で特権的な地位を得ているエリート集団「ティターンズ」、反地球連邦組織「エゥーゴ」、旧ジオン公国軍残党「アクシズ」を巻き込んだ三つ巴の乱戦が描かれた。そこには、地上における反連邦組織「カラバ」も加わっており、全50話という長さだけでなく、そのストーリーの複雑さが窺える。それは、“正義と悪の戦い”というわかりやすい構図を廃し、『機動戦士ガンダム』をより高度な政治ドラマに拡張した影響があるかもしれない。
ということで、今回はもし参加するならどの陣営を希望するかを調査してみた。

が46ポイント強の支持を集めた。スペースノイドの主義主張を反映した組織だったのだが、地球連邦軍関係者や経済界からの資金や物資などが提供され、独自のMSの艦船を保有する巨大組織となっていった。
そして、かつては地球連邦軍側で戦ったブライトも、ティターンズの行動に義憤を抱き、エゥーゴに加わったのだった。
カミーユ・ビダン、クワトロ・バジーナという面々に、ガンダムMk-IIやΖガンダムを所持しているのだから、人気が高いのもうなづける結果である。

第2位はカラバが28ポイント強の支持を集めた。地球においてエゥーゴを支援したカラバの中心人物はハヤト・コバヤシで、大きな輸送機アウドムラをパッと思い出した人も多いのではないだろうか。カツ・コバヤシに叱咤され、行動的になったアムロが参加したのもこのカラバであった。
第3位はアクシズが16ポイント弱の支持を集めた。
アクシズは、小惑星基地で、巨大な核パルス・エンジンによる自力航行が可能。このアクシズを拠点とした旧ジオン公国勢力も、便宜上アクシズと呼ばれた。アクシズの最高権力者であるハマーン・カーンが第三勢力として漁夫の利を狙っていた。
第4位はティターンズが10ポイント強の支持を集めた。強いエリート意識からくる横柄な人間が多く、陰湿な軍人組織を感じさせ、ちょっと人気は低かった。

一番気になったのはティターンズだ。なんといってもティターンズには、あの木星帰りの男、パプテマス・シロッコが加わり、組織の実権を握るまでになるのだ。サラ・ザビアロフやレコア・ロンドなど優秀な女性を配下に取り込み、自らが開発した専用MSのジ・Oに乗り、ハマーンやカミーユを追い込んでいく。もしカミーユが超常的能力を発揮していなかったら、シロッコがティターンズと地球連邦軍を牛耳ることになったのかと思うと、そんな“if”の世界も見てみたいような気もしてくる。
いや～今思うと、大人向けの政治ドラマだったんだな～と感じる。もちろんモMS戦もきらびやかでカッコいいのだが。そろそろ秋の気配も感じるこの季節、グンと大人の世界の広がった『Ζガンダム』をこの機会にもう一度しっかりと追いかけてみたい。