「Q．9/20は空の日！あなたの好きなサブ・フライト・システムは？」はベースジャバーが1位！【9/5～11】

空を自由に飛びたいと思わない人はいるのだろうか。多くの人は青い大空を見上げて、自由に空を飛ぶことを夢にみることだろう。そんな希望を持った日本の民間航空再開40周年を記念して制定されたのが9/20の「空の日」である。
実はガンダムやザクなど多くのモビルスーツは空を飛ぶことはできない。バーニアをふかして、大きなジャンプをすることはできるのだが、空を自由に移動することはできないのだ。そんなモビルスーツに飛行手段を与えるために開発されたのがサブ・フライト・システムである。
ということで、今回は「空の日」にちなみ、サブ・フライト・システムを調査してみた。

が42ポイント弱の支持を集めた。モビルスーツの機動性を活かしたサブ・フライト・システムとして本格的に運用されたのがこのベースジャバーであった。『機動戦士Ζガンダム』と『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』にさまざまなタイプが登場している。
当初は大気圏内でのいわゆる空中戦や前線への移動用に使われていたが、無重力下の運用に限定した仕様も登場。『機動戦士ガンダムUC』ではスラスター部分が「フルアーマー・ユニコーンガンダム」の増設ブースターとしても使われた。多くの作品と数々のバリエーションで活躍するシーンの印象が残っている方が多かったようだ。

第2位はド・ダイYSが34ポイント弱の支持を集めた。実は最初のサブ・フライト・システムはド・ダイYSだったのだが、爆撃機を転用したものだったため対空戦闘能力が低く、機動性能が弱かった。当時は空中戦闘ができるモビスルーツがいなかったため、ド・ダイYSとグフの運用はマチルダ率いるミデア隊を相当苦しめた。
第3位のギャルセゾンは『閃光のハサウェイ』でマフティーが使用していたサブ・フライト・システムで、単機のみならず、最大2機のモビルスーツを搭載することができた。
第4位のセッターは『機動戦士Vガンダム』に登場した支援機で、前後の半円部にミノフスキー・クラフトを搭載し、シンプルな形状でありながら能力が高く、モビルスーツを4機搭載したこともあった。

宇宙空間では自由に空間移動できるモビルスーツも、大気圏内ではそうはいかない。そこで、浮遊できるほどの推進装置をつけるか、輸送装置で運搬することになるが、どちらも対モビルスーツ戦においては運用が難しく、タイムリーな攻撃が難しい。圧倒的な格闘戦能力を持つモビルスーツを航空機のように縦横無尽に活用したい。そんな要望からサブ・フライト・システムの登場は必然であったのだろう。
なかでも、その機動力を活かした活躍シーンでとくに私の印象に残っているのは、『閃光のハサウェイ』でガウマンたちがホテルを襲撃するシーンだ。あの浮遊感、緊迫感はサブ・フライト・システムならではのものだったような気がするのだ。やはり、空中戦はピリッと画面に緊張感をもたらしてくれるものだと思う。