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2019年4月4日 (木)

ガンダムビルドファイターズ

ガンダムビルドファイターズ

【TV】全25話

2013年10月7日~2014年3月31日放送

 

ストーリー

ガンダムシリーズに登場するメカを立体化したプラスチックモデル「ガンプラ」――現在から少し先の未来では、そのガンプラを使ったバーチャルバトル「ガンプラバトル」が世界的人気を集め、世界大会が開催されるに至っていた。
第2回ガンプラバトル選手権世界大会準優勝のイオリ・タケシを父に持つイオリ・セイも、ガンプラバトルに情熱を燃やす中学生。父親譲りのガンプラ愛と屈指のガンプラビルダー能力を持つセイだったが、ガンプラファイターとしては著しく実力を欠いており、選手権では予選一回戦の突破すら絶望的だった。
そんな時、セイの前に天才的ファイター適性を持つ謎の少年レイジが現れる。当初、ガンプラバトルに何の興味も示さなかったレイジだが、高校生最強ファイターと呼ばれるユウキ・タツヤとの対戦を通じて、バトルへの情熱を燃やすようになる。セイもまたタツヤとの対決を望み、ライバル視していく。
こうしてビルダーのセイとファイターのレイジは二人三脚で第7回ガンプラバトル選手権に出場する。目指すは世界大会優勝、そして3代目メイジン・カワグチを襲名したユウキ・タツヤとの雌雄を決するバトルだ!

スタッフ

[企画]サンライズ

[原作]矢立 肇・富野由悠季

[監督]長崎健司

[シリーズ構成]黒田洋介

[キャラクターデザイン]大貫健一

[キャラクターデザイン協力]ヤスダスズヒト

[メカニックデザイン]大河原邦男・阿久津潤一・石垣純哉・海老川兼武・寺岡賢司

[チーフメカニックアニメーター]有澤 寛・金 世俊

[美術デザイン]中島美佳

[美術監督]佐藤 歩

[デザインワークス]海老川兼武

[色彩設定]菊地和子

[音響監督]三間雅文

[撮影監督]後藤春陽

[編集]野尻由紀子

[CGディレクター]宮原洋平

[音楽]林 ゆうき

[助監督]角田一樹

[製作協力]ADK

[製作]テレビ東京、創通、サンライズ

 

 

キャスト

[イオリ・セイ]小松未可子

[レイジ]國立 幸

[コウサカ・チナ]石川由衣

[ユウキ・タツヤ]佐藤拓哉

[リカルド・フェリーニ]中村悠一

[ヤサカ・マオ]藤井美波

[イオリ・リン子]三石琴乃

[イオリ・タケシ]川島得愛

[ラルさん]広瀬正志

[サザキ・ススム]広橋 涼

[キララ]悠木 碧

[アラン・アダムズ]木村 昴

[アイラ・ユルキアイネン]早見沙織

[ナイン・バルト]遠藤大智

[ニルス・ニールセン]立花慎之介

[ヤジマ・キャロライン]斎藤千和

[レナート兄弟]うえだゆうじ

[ルワン・ダラーラ]江口拓也

[ライナー・チョマー]神奈延年

[マシタ会長]坂口哲夫

[ベイカー]相川奈都姫

 

 

キャラクター

イオリ・セイ

聖凰学園中等部1年生ながら、猛烈なガンダム愛と屈指の実力を持つガンプラビルダー。ファイターとしての実力は最底辺だが、レイジと組んでガンプラバトルに挑む。好敵手たちとの出会いを通じてファイターとしても成長していく。

レイジ

天才的なファイターの資質を持つが、社会常識に疎い謎の少年。ユウキ・タツヤとのバトルを通じてガンプラバトルに興味を持ち、セイとコンビを組んで第7回ガンプラバトル選手権に出場する。

コウサカ・チナ

聖凰学園中等部1年生の少女。セイからは「委員長」と呼ばれる。絵を褒められたことをきっかけにセイに惹かれるようになった。ガンプラバトルに熱中するセイを陰ながら応援しつつ、自身もガンプラに携わるようになる。

イオリ・リン子

セイの母親。留守がちな夫タケシの代わりにイオリ模型店を切り盛りしつつ、セイを育てる。素性のまったく知れないレイジを居候させるなど度量が大きい一方で、セイとチナの関係を興味本位で覗き見るといった野次馬的側面もある。

ラルさん

イオリ模型店の常連客。その正体は“青い巨星”の異名をとる歴戦のガンプラビルダー/ファイター。ガンプラに関する長年の経験、深い知識と愛情に裏打ちされた言動は、セイやレイジに大きな影響を与えることとなった。

ユウキ・タツヤ

聖凰学園高等部3年生。第6回選手権では世界大会に出場した実力者で、“紅の彗星”と呼ばれる高校生最強ファイター。後に3代目メイジン・カワグチを襲名。セイとレイジの実力を認めてライバル視し、最大の敵として立ちはだかる。

リカルド・フェリーニ

イタリア代表のファイター。飄々とした優男で女性にだらしないがガンプラバトルへの熱意と実力は本物であり、2度の世界大会出場経験を持つ。兄貴分的な面倒見の良さも持ち、レイジら後輩に度々アドバイスを与える。

ヤサカ・マオ

12歳ながらガンプラ心形流造形術の次期後継者と目される少年。第7回世界大会の西日本代表。ビルダーとしての実力はセイと同等である。勝利への拘りが強過ぎたが、セイとレイジとの対戦でバトルの楽しさを知ることとなる。

アイラ・ユルキアイネン

フィンランド代表ファイターの少女。チーム・ネメシス所属の「最高傑作」で、プラフスキー粒子を視認可能な特殊能力を持つ。フラガ機関に拾われファイターであることを強制されてきたが、真っ正直なレイジに惹かれていく。

マシタ会長

PPSE(プラフスキー・パーティクル・システム・エンジニア)社の最高責任者であると共に、ガンプラバトル選手権世界大会の主催者。選手権からレイジを排除すべく暗躍する。

 

メカニック

ビルドストライクガンダムフルパッケージ

『機動戦士ガンダムSEED』の「ストライクガンダム」を基にセイが作り上げた「ビルドストライクガンダム」へ、ビルドブースターを装備させたガンプラ。機動性が突出して高いため、ファイターのセンスに長けるレイジが操ることで真の性能を発揮できる。

スタービルドストライクガンダム

世界大会用にビルドストライクガンダムを改修したガンプラ。武装を大幅に変更したほか、背部の支援ユニットをユニバースブースターに換装している。最大の特徴は、プラフスキー粒子を攻守両面に転用するRGシステム。

ザクアメイジング

ユウキ・タツヤが制作したガンプラ。「機動戦士ガンダムMSV」の「高機動型ザクII」をベースに、装甲の強化、全身への武装の追加がなされた。武装は近~遠距離用にバランスよく配置され、ファイターとしてのタツヤの技量と相まってあらゆる戦場に対応可能。

ウイングガンダムフェニーチェ

リカルドが『新機動戦記ガンダムW』の「ウイングガンダム」をベースに制作したガンプラ。バトルで損傷する度に改修を重ねた結果、アシンメトリーな形状となったが、それがトリッキーな機動に寄与している。カラーリングはイタリア国旗を意識したもの。

ガンダムX魔王

「ガンダムX」を基にヤサカ・マオが制作。超大出力兵器ハイパーサテライトキャノンを備える。機体各部のリフレクターは、エネルギー変換機兼スラスターとして機能する。「魔王」の名には、その破壊力とマオの二重の意味がある。

ベアッガイIII(べあっがいさん)

『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』の「ベアッガイ」が原型のガンプラで、ビルダーはコウサカ・チナ。マスク部には液晶モニターを搭載し、状況に応じて表情が変化する。チナがぬいぐるみとして制作したため、内部に綿が詰めてある。

グフR35

「グフ」を基にラルさんが制作したガンプラ。陸戦専用だったオリジナルのグフと異なり、背部・腰部・脚部へのスラスターの追加によって空間戦にも対応する。シールドを含む武装が2倍に増加した結果、攻撃力・防御力ともに大幅に強化された。

キュベレイパピヨン

「キュベレイ」を基にネメシスが制作したガンプラ。特殊スーツ「エンボディ」を着用したアイラを専用ファイターとする。ファンネル・ビットと呼ばれる無線兵器を多数備え、特に不可視のクリア・ファンネルは圧倒的攻撃能力を示す。

ガンダムエクシア ダークマター

PPSE研究班がメイジン・カワグチ用に開発した「ガンダムアメイジングエクシア」を、さらに改修したガンプラ。最終的な仕上げにはメイジン自らが参加した。トランザムシステムを完全なものにするためダークマターブースターを搭載。

モック

PPSE社がコンピューター戦用に開発した無人機型ガンプラで、新製品として販売が予定されていたもの。多種多様な頭部バリエーションが存在する。モックライフルと呼ばれる専用兵装以外にも、様々なガンプラ用兵装を使用可能。

 

作品解説

ガンプラを用いたバーチャルバトルを題材としたTVシリーズ。全25話。オリジナルガンプラの制作、ガンプラ同士のバトルというシチュエーションは、ガンプラブームを経験した大人たちを興奮させた。一方で魅力的なキャラクターと人間関係、熱いストーリーは若年層からも熱烈な支持を集めている。同様の題材のアニメ作品として『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』(OVA作品)が存在するが、『ビルドファイターズ』では他のガンダム作品同様、劇中劇という扱いである。

 

 

世界観

物語の舞台となるのは、現在より少し先の未来。PPSE(プラフスキー・パーティクル・システム・エンジニア)社が開発したプラフスキー粒子とバトルシステムにより、ガンプラを実機のように操り仮想空間で戦わせる「ガンプラバトル」が実現した。これを受けてガンプラの制作とガンプラバトルが世界的ブームとなり、ガンプラバトルの世界大会までもが開催されている。商業・産業面でも無視できない規模であり、国家や企業レベルでガンプラバトルに関与する例が散見される。

ガンプラバトル

ガンプラを使用したバーチャルバトルゲーム。ガンプラの素材であるプラスチックに反応し、動力を持つかのようにガンプラを動作させるプラフスキー粒子を用いることで実現した。ガンプラバトルに必須のバトルシステムは、プラフスキー粒子発生機能、様々なバトルフィールドを形成するバーチャル映像システム、ガンプラ操縦用の空間コンソールなどで構成される。参加者はガンプラ以外にも、ガンプラの改造データや個人データが記録されたGPベースを用意する必要がある。なおバトルにおけるガンプラの性能は、その完成度に左右される。

 

ガンプラビルダー/ファイター

ガンプラを制作する者がガンプラビルダー、ガンプラバトルでガンプラを操縦する者がガンプラファイターと呼ばれる。ガンプラの完成度がバトルでの戦闘能力に直結する一方で、ガンプラを操る能力が欠けていれば性能を引き出せないため、ビルダーとファイターは共に重要な存在である。セイ&レイジやチーム・ネメシスのようにビルダーとファイターの役割を分ける例もあるが、多くの場合、ひとりでビルダーとファイターを兼ねている。

ガンプラ選手権

ガンプラバトル最強を決定する世界規模の大会。年齢や性別による参加制限はなく、地区予選を勝ち抜いた者/チームが世界大会に出場できる。本作『ビルドファイターズ』の舞台となる第7回選手権の世界大会には68の国から80名以上のファイターが参加。非戦闘形式を含む様々な競技の後、獲得ポイントが高い上位16人/チームが決勝トーナメントに挑んだ(16枠の内、ひとつは特別招待枠)。

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