『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』セイラ役の潘 めぐみが登場！ガンダムカフェTOKYO「スペシャルトークプログラム」レポート

体験型エンターテインメントレストラン施設「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE（ガンダムカフェTOKYO）」では、11月8日（日）に「スペシャルトークプログラム」が開催された。

今回のスペシャルプログラムは2部構成。
第1部は、「G DIMENSIONS EX DINNER SHOW『シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”』」をアクター店員も含めたフルバージョンで実施。
第2部は、スペシャルゲストに『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』セイラ・マス役の潘 めぐみさんと、MCにタカハシヒョウリさんを迎え、『THE ORIGIN』にまつわるプレミアムなトークをお届けした。

それでは早速、潘 めぐみさんならではのエピソードが続々と飛び出した第2部の様子をお届けしていこう。


初めてガンダムカフェTOKYOを訪れたという潘さんは、そのしっかりしたコンセプトに驚きつつ、店内のZEON'S DINER TOKYOでは「ちょっと照れくさかったですけどね」と言いつつ“あの人”とのツーショットもパチリ。また、GOODS SHOPで気になった商品として、人気の「ご飯だれ」から、シリーズで最も辛い「激辛肉味噌 セイラVer.」をチョイスしていた。

ここで、11月11日（水）よりG DIMENSIONS EX DINNER SHOW『シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”』参加者限定で販売されるスペシャルグッズ「ティーカップ＆ソーサー」を紹介。劇中でガルマが使用しているカップ＆ソーサーを商品化したものだが、手に取った潘さんは「このシーンでガルマは一回もケーキを口にしないんですけど、ガルマが怒るたびにケーキが崩れていく様をこだわった、と安彦監督が仰っていました」と裏話を披露した。

潘さんは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、『機動戦士ガンダム』から続くガンダムファンの愛情が実現した作品、と語る。
潘さんの『機動戦士ガンダム』との出会いは3歳のころ。何が録画されているかもわからないVHSを再生すると、ララァとアムロが湖畔で出会うシーンで、ララァの声に「お母さんだ！」と強く感じたそう（注：潘 めぐみさんの実母は、ララァ役の潘 恵子さん）。
また、同じく小さい頃にデパートのおもちゃ売り場で偶然、『機動戦士ガンダム』セイラ役の井上 瑤さんに会ったこともあるという。井上さんの印象は「セイラさんそのもの」だったそうで、『THE ORIGIN』でセイラ役を演じることには常に重みを感じていると明かした。

シャア役の池田秀一さんとは、潘さんが声優になる前から交流があったそうで、デビュー作で一緒になった際に「あなたの成長を待っています」と直筆のお手紙をもらったそう。『THE ORIGIN』で兄妹を演じることが決まり、長い時間をかけてお返事をしている、と話していた。

続いて潘さんがセレクトする『THE ORIGIN』の5つのシーンを通じて「セイラは大切な人の死に一度も立ち会えていない」ことを解説。それゆえに「人の命を救いたい」と医者になることを志したが、暴徒の襲撃に対しては人を守るために人を殺めなければならない状況も理解し、変わらざるを得なかったことが『機動戦士ガンダム』のセイラ・マスを形成したのではないか、との論を展開する。

客席からの質問コーナーでは、「潘さんがキャスバルをおもてなしするならどんな手料理？」というユニークな質問も。せっかくなら自分のソウルフードで、キャスバルが食べたことがないものが良いだろうという理由から「ちゃんと手で握ったおにぎりと、お漬物とお茶」と回答。潘さんオススメの「セイラのご飯だれ」をおにぎりの具にしたら、「（辛くて）兄さんが三倍赤くなる可能性がありますね」と、笑いを誘っていた。

最後に、潘さんから、ガンダムをきっかけに久しぶりにファンと直接会う機会を得て本当にうれしく思いました、と感謝の挨拶があり、予定時間をオーバーするほど盛り上がったスペシャルトークプログラムは幕を下ろした。