フィナーレを飾る力強い歌声と演奏を披露！「『閃光のハサウェイ』×[Alexandros]LIVE中継付き上映」レポート

公開から約4か月、観客動員108万人、興行収入22億円を記録した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』では、10月10日（日）に全国215館の映画館にて「『閃光のハサウェイ』×[Alexandros]LIVE中継付き上映」が実施された。

本上映会は、18mの”動くガンダム”がそびえる横浜・山下ふ頭で期間限定開催中の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」（GFY）で、[Alexandros]が4曲の特別セットリストを披露。
“動くガンダム”とこの日限りの[Alexandros]とのコラボ演出が披露されたので、その模様をレポートしていこう。

なお、本上映会の実施を記念し、「[Alexandros]×閃光のハサウェイ コラボTシャツ」（2種）が、通販サイト「UKFC ONLINE SHOP」にて受注販売中だ。計10館の映画館では先行販売も実施中となっているので、こちらもお見逃しなく。

まず、中継先の劇場では、ハサウェイ・ノア役の小野賢章さんからのコメントが到着。[Alexandros]が歌う主題歌「閃光」に関して、「ラストサビ前の『オーオー』というみんなで歌っているところが、みんなで頑張って行くぞ！というような気合いを感じる、とても好きな部分です。ハサウェイの苦悩と、一歩踏み出す勇気を歌詞からもすごく感じとれ、僕の中でも応援歌になっています」と主題歌に対しての特別な思いが語られた。

そして、横浜の中継に切り替わり、GFYの実物大“動くガンダム”の本イベント限定演出として、5月に期間限定実施された演出プログラム「『ミノフスキー・フライト稼働実験』​feat.『閃光のハサウェイ』」に続き、2度目の“稼働実験”に臨むメカニックたちの視点で舞台が展開された。

“動くガンダム”の前にある大きなステージに[Alexandros]が登場し、主題歌である「閃光」のイントロが流れ、“動くガンダム”がゆっくりと膝をつく姿が見られた。
続いて「Beast」「Mosquito Bite」といった疾走感あふれるロックチューンを披露。「Beast」では川上洋平さんがギターを置き、ステージ上を駆け巡りながら歌い、全国の劇場で観ている観客に向けてカメラ目線でアピールした。その間“動くガンダム”は立ち上がり、右手を挙げる姿や両手を空に向けている姿を見せた。また「Mosquito Bite」ではハサウェイがリーダーを務める「マフティー」のマークが映し出されながら、迫力ある演奏を披露した。
そして最後の一曲となった「閃光（English ver.）」では、“動くガンダム”に花火が浮かび上がるようなプロジェクションマッピングの演出も施され、フィナーレを飾る力強い歌声、演奏とともにLIVE中継が終了。劇場では、「マフティー」のマークが多数浮かび上がるなどのARの演出もあり、ガンダム尽くしの演出となった。

ライブ終わりのインタビューでは、今回初めてGFYを訪れたと話す。実際に近くで“動くガンダム”を見て、「めちゃめちゃ興奮しました。本当に動くのかなと半信半疑だったんですが動きましたね。感動しました」（川上）、「本当に迫力があるので、今日劇場で観た方にもぜひ生で見てほしいなと思いました」（リアド）と感想を語った。

また、“動くガンダム”の特別演出や“動くガンダム”の前で演奏したことについて、川上さんは「貴重な体験をさせていただき、本当にありがたかったです。ただ、ガンダムを背にしていたので、どうなっているんだろうと見たい気持ちを抑えつつでした（笑）。あとで収録したやつを見ようかなと思います」とコメント。磯部さんは「豪華なセットで、マフティーのロゴも背負って、幸せでしたね。電光掲示板にも[Alexandros]と表示されていて、すごい嬉しかったですね」と感慨深く語った。

YouTubeで公開されている主題歌「閃光」の英語版「閃光（English ver.）」について、川上さんは「外国の方からもコメントをいただいていて、早く海外でもライブをやりたいなと思いますね。そしてMVは日本語もそうなんですけど、我々のマネージャーが作っているんです。『このMV最高だぜ！』とコメントに書かれているたびに喜んでいます」と裏話も明かされた。

日本でも今週末10月16日（土）から各サービスで配信スタートするということで、白井さんは「本当に面白い映画なので、何十回何百回と見てほしいですね」と本作を絶賛。川上さんは「予習してからでも楽しんで観られると思います。僕の場合は、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』しか見てなかったんですが、そこから他の作品も見たりして、ガンダムシリーズはそうやって長い期間楽しめるので、独自の楽しみ方を発見していただければと思います」、磯部さんは「コロナ禍で映画館に足を運ぶことができない人もいらっしゃると思います。16日（土）からは家でご覧いただけるということで、楽しんでいただきたいなと思います」、リアドさんは「本当に何回も見てほしい作品ですね。注目度の高い作品なのでSNSでも考察をされていて、そういうのを読んでもう一度見ると、また違った面白さを発見できると思います。そこから『閃光（English ver.）』のMVも見ていただければなと思います！」と締めくくった。