最終話上映！単独イベント第2弾「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ THE LAST FLAG」レポート

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の単独イベント第2弾となる「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ THE LAST FLAG」が、4月2日（日）に東京・中野サンプラザホールにて開催された。

イベントでは、開催当日に放送となった最終回、第50話の上映や、出演者によるトークコーナー、本作の音楽担当・横山 克さんと鉄華団楽団による劇伴ライブに加え、キャストによる岡田麿里さん新規書き下ろしエピソードの朗読劇などを実施。
また、今回サプライズゲストに、デルマ・アルトランド役の室 元気さんや、本作の主題歌を歌うUruさん、SPYAIRが登場した。

トークコーナーは、ランダムでお題が出される「ラストフラッグトーク」でスタート。
「思い出深い台詞は？」と質問を受けた昭弘役の内匠靖明さんは、室さんと共に、デルマが負傷して帰還する第46話の1シーンを、生音声で再現。さらに収録裏話では、「オルガの暗殺方法に別の案があった」と、オルガ・イツカ役の細谷佳正さんが語った。

スペシャルライブではUruさんによる「フリージア」と、SPYAIRによる「RAGE OF DUST」が熱唱され、客席からは歓喜の声が上がる。
そして、今回イベントに参加できなかったクーデリア・藍那・バーンスタイン役の寺崎裕香さんと、ユージン・セブンスターク役の梅原裕一郎さん、マクギリス・ファリド役の櫻井孝宏さんから、ビデオメッセージが贈られる。それぞれ最終話に触れるコメントや、会場に向けてメッセージが贈られ、寺崎さんは、最終話に登場するアトラと三日月の息子、暁を見て「愛おしすぎて涙がでちゃった」と語った。

冒頭の最終回上映では、客席からは涙を流すファンが多く見受けられたが、イベント終盤ではスペシャルライブなど、観客は席を立ちあがり白熱しながら大いに盛り上がり、イベントは大盛況となった。
最後に観客と出演キャストの記念写真を撮影。その後キャスト全員で声を合わせての、感謝の言葉でイベントは幕を下ろした。


小川正和プロデューサー
本編は厳しいストーリーでしたが、希望を残そうと、監督を含め相談して最後はこういう形で締めくくらせていただきました。また皆さんと何かできたらいいなと思います。そういう機会があれば、ぜひまたよろしくお願い致します。

長井龍雪監督
今回最終回を皆さまと観れたことを嬉しく思います。彼らの物語を見届けてくださって、本当にありがとうございました。

室 元気
プラスにもマイナスにもいっぱい気持ちが動く、素晴らしい作品で、参加できたことをとても嬉しく思います。これからも何かあればと思います。ありがとうございました。

田村 睦心
デルマ達のように最初名前のない役でも、最後は名前が付きとてもいいキャラクターになったり、未来に向けていい形で終われた作品だと思います。ぜひこれからも応援よろしくお願い致します。

金元寿子
とても暖かく、未来につながる最終回になったと思っています。家族の形を考えさせられ、人の愛は深く大きいことをオルフェンズから学びました。

村田太志
シノが何を想って散っていったかは、皆さんにご理解いただけてると思いますし、自分もシノを通して成長させて頂きました。今日こうして集まっていただき、みなさんのオルフェンズ愛を感じています。

内匠靖明
最初役をいただいた時は、今までやってきたキャラクターと真逆だと思いましたが、今では自分とリンクするところがたくさんあります。自分だけで昭弘はできなかったし、最後まで皆のために生きようと頑張った彼の姿を、みなさんと見届けられて嬉しいです。

松風雅也
素晴らしい作品に参加できて、人に勧められる自信のある作品を、大勢の方に支持していただけて心から感謝いたします。この先また『オルフェンズ』と聞いた時に、集結していただければと思います。

細谷佳正
素晴らしいメンバーと、この作品を作れたことを幸せに思います。皆さまから頂いた色々な反応やご意見を、とてもありがたいと思っています。心をかき乱すこともあるんだなと、オルフェンズと関わりながら思いました。これからも『鉄血のオルフェンズ』をよろしくお願い致します。

河西健吾
長い作品に関わることも、主役をやらせて頂くことも初めてのことで、それがこんなに素敵な作品で、この場所に立たせてくれた皆さんに心から感謝しています。そして、ここにお越しいただいた皆さんに感謝しています。TVシリーズは終わってしまいましたが、また何かあると信じていますので、これからもよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。


会場では、『鉄血のオルフェンズ』アイテムなどが展示されたコーナーや、ファンよりキャストやキャラクターへ贈られたフラワースタンドがずらりと並んでいた。
TVシリーズは放送終了となるが、今後も『鉄血のオルフェンズ』を応援しよう。