「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」19巻の発売を記念した「トークイベント」が、9月26日（木）にガンダム公式カフェ「ガンダムカフェ」秋葉原店にて開催された。

トークイベントは、本作の著者であるArk Performanceの2人に加え、担当編集者である財前智広さんが登場。

Ark Performanceの2人は、本作がついに連載100回を迎えたことに対し、「100回を超える連載はなかなか無いですね。最初はこんなに描くつもりありませんでした」「100回も続くとわかっていたら、描くのが辛かったかもしれないです」とコメントしながらも、「おかげさまで100回を迎えることができました。もうちょっと続くと思いますので、これからもよろしくお願いいたします」とファンへ感謝の気持ちを述べた。

続けて、苦労したシーンについて、91話より宇宙世紀の経済を語る場面をあげ、「ガンダムの世界観ではお金の単位があまり明確になっていないので、単位は明かさずにストーリーを描くところは苦戦しました」と明かした。

財前さんは、自身が命名した本作のタイトル「ジョニー・ライデンの帰還」の意味が本巻でようやく明かされたことについて、「（タイトルの意味を）回収していただきありがとうございます」とArk Performanceに感謝の意を表した。

また、企画スタート時に「1話でジョニー・ライデンをフルアーマーガンダムに乗せられないか？」と財前さんから無茶なリクエストがあったと語るArk Performanceは、当時を振り返りながらも、時の流れを感慨深そうにする様子も見受けられた。

イベントでは、参加者からの質問に答える質疑応答、景品をかけた「じゃんけん大会」が行われたほか、来場者に「複製原画」が配布され、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

（ガンダムインフォ編集部）

第19巻では、ついに「ジョニー・ライデンの帰還」の真相が明らかにされるほか、いよいよ宿敵「赤い彗星」を前に反攻作戦が始まる。

また、発売中の「月刊ガンダムエース 2019年11月号」では、新ジョニー・ライデン専用ゲルググが登場する「『ジョニー・ライデンの帰還』MS設定集」が付録として付属。大河原邦男さんよる迫力のイラストをぜひともチェックしておこう。

GUNDAM Café 秋葉原店

[所在地] 東京都千代田区神田花岡町1-1
[アクセス] JR秋葉原駅 徒歩1分／ツクバEXP秋葉原駅 徒歩2分／都営新宿線岩本町 徒歩3分
[営業時間] 10：00～22：30