「Q.『機動戦士ガンダム』第33話「コンスコン強襲」で印象的なシーンは？」は「12機のリック・ドム撃破」が1位！【2/17～2/25】

「今日は楽しいひな祭り〜」ということで、この時期はひな祭りをテーマにしたお題を多くやってきたが、今回は趣向を変えて「3」月「3」日の数字の部分「33」をもとに、『機動戦士ガンダム』の33話で印象的なシーンを調査してみた。
見返してみると非常に重要なシーンが複数配されているが、はたして最も印象的な場面はどこだったのだろうか？

が55ポイント弱の支持を集めた。元は同じドズル・ザビ直属の同士でありながら、キシリア・ザビの下で働くシャア・アズナブルに嫉妬しているコンスコン少将。ジオンの将官ということで、旗艦こそチベ級であったが、多数のドムを引き連れてホワイトベースの追撃に来た。若くして士官に登用されたシャアの前で自分の能力を誇示しようと12機のリック・ドムで圧倒しようとしたのだが、ニュータイプに覚醒し始めたアムロ・レイに9機もやられてしまった。残りの3機もスレッガー・ロウ、カイ・シデン、セイラ・マスにやられてしまい、たった3分で勝敗が決してしまった。そのときのコンスコンのセリフが、後の語り草となっている「ば、化け物か！？」である。

第2位はブラウ・ブロ登場が24ポイント弱の支持を集めた。冒頭のシーンかつ時間は短かったのだが、初のニュータイプ専用機ということでそのインパクトは強く、その後の第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」にも登場している。メガネをかけたシムス中尉の人気も高かった。

第3位はアムロとテム・レイの再会が17ポイント強の支持を集めた。父と息子との再会が描かれた重要なシーンである。しかも父は酸素欠乏症に冒され、少しあやふやな様子だ。人の衰えを知り、なぜだか悲しくなるシーンである。

第4位はカムラン・ブルーム登場が4ポイント強の支持を集めた。ミライ・ヤシマ少尉の許嫁がようやく再会を果たしたのは軍艦のブリッジだった。ロマンチックな展開かと思いきや、安穏とした生活の中に逃げることしか考えていなかったカムランに冷たい対応をする。あの優しいミライさんがこんな反応をするなんて……放送当時少年だった筆者には、ちょっとショックなシーンでもあった。

個人的には最近「アムロとテム・レイの再会」を思い返すことが多い。初回放送を見ていた私たちは、今や親の介護問題に直面している世代だ。介護を必要としないまでも、親にスマホを教えることに苦労する時もある。そんな時に、この「アムロとテム・レイの再会」シーンが蘇る。少し悲しくはなるけども、このシーンのおかげで落ち着いて一呼吸。そして、親に優しくなれるのである。
第33話はほかにも、セイラがアムロにフラウ・ボゥとの仲を尋ねたり、ミライがスレッガーに殴られたりと見どころが多い回である。ぜひバンダイチャンネルなどで本話数を振り返ってみてはどうだろうか。

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