「Q．『MIKA AKITAKA'S MS少女NOTE』イラスト作品集が8/27発売！あなたの推しの『MS少女』は？」はガンダムが1位！【5/31～6/6】

サンライズが運営するウェブサイト「矢立文庫」ではオリジナル小説や漫画など、様々なコンテンツを世に発信している。
アニメーション制作とは日々苦悩しながらさまざまな企画を考えているのだが、その企画の一部をWEB読み物として無料公開している。そんな中には『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』のように映像化された企画などもあるのだ。
今回は「矢立文庫」の中でも、人気の企画「MIKA AKITAKA'S MS少女NOTE」を取り上げてみた。2018年から始まったこの企画、現在までに71回を数え、8月27日（金）にはイラスト作品集の発売が決定している。こちらは6月27日（日）までの完全受注限定生産なので、気になる方は来週中までに要チェックである。
ということで、今回は推しの「MS少女」を調査してみた。

が31ポイントの支持を集めた。「MIKA AKITAKA'S MS少女NOTE」第1回に登場し、当時のインパクトは大きかったようだ。「連邦の白い悪魔」として恐れられていたRX-78-2 ガンダムは、「MS少女」では「連邦の白い“天使”」になっていた。たしかにあどけない少女の顔は天使にみえる。
連載のなかには、改良型である「RXｰ78-2 ガンダム マグネットコーティングVer.」や改変版の「RX-78-3 ガンダム（G-3）」なども登場しており、MS少女を代表するデザインといっていいのかもしれない。
また、驚くべきは「コアファイター」が搭載されている点である。ドッキングした小型ドローンに搭載された教育型コンピュータによって、戦闘のバックアップなどサポート機能が備わっている。いや〜、流石にこだわりのMS少女である。

が15ポイント弱の支持を集めた。「SDコマンド戦記 G-ARMS」に登場した厳しい軍隊の鬼軍曹のようなキャラクターが、リアルなかわいくて凛々しい少女に変わった。
【解説編】を見てもらえばわかるのだが、昔の玩具「リアルガンダムクロス ヘビィウェポンコマンド」をもとにデザインされているという。アーマーはすべて脱着可能で、ミサイルポッドの弾も取り外せ、武器を組み合わせることでバスター砲も作れるという。サイズはちょうどガンプラの1/100サイズくらいで、当時はとても遊びがいのある逸品に仕上がっていた。
さらに、衝撃を受けたことは、このコマンドガンダム大佐が連載の最終回だったことだろう。……と思いきや、現在も通常通り掲載中である。

MSのパーツを少女キャラにデザインする「MS少女」。実は歴史が古く、初出は（作者は異なるが）1982年発行のアニメ誌と言われている。
その当時から、「美少女×MS」というのは、どきどきワクワクさせる組み合わせだった。メカの機能美と少女の曲線の造形美は相反するようで、実はつながる部分もあり、人は本能的にその組み合わせの先の”超越美”というものを感じ、思わず希求してしまうものらしい。
もちろん戦場での戦いとなった場合には、肌や髪を露出した状態での戦闘は難しいと思う。しかし、少女が人間ではなく、ロボットもしくはアンドロイドなどであったならばどうだろう。可能性はあるのではないだろうか？
ガンダムシリーズでいえば、『機動武闘伝Gガンダム』のノーベルガンダムや『ガンダムビルドファイターズトライ』のすーぱーふみな、個人的には『機動戦士ガンダム00』のガンダムナドレにも少女感を感じてしまうのだ。
なので、この「MS少女」のデザインチャレンジが今後のMSデザインに影響して、”超越美”を備えた新たなMSが登場するのではないろうか？非常に楽しみである。

まずは皆様、人気投票の参加ありがとうございます。
やはりガンダムが突出して人気が高く、元のガンダムも通じてのキャラクターの強さに改めて感心しました。ドムやザクIIも基本の人気の高さでしょうね。
そんな中で「コマンドガンダム大佐」が2位になり驚きです。このコマンドガンダムは、もともと一年戦争だと連邦軍のMSが少ないこともあってなかばネタ的にやってみたものですが、元にした玩具が名作だったこともあり、単にネタにならないよう色々錯誤しながら描いてみました。
武者頑駄無も同じですが、手応えを感じられとても嬉しかったです。ありがとうございました。

明貴美加