「Q．9/6はく（9）ろ（6）の日！ガンダム以外の黒いメカといえば？」はグレイズ・アインが第1位！【8/23～29】

本日9月6日は「く（9）ろ（6）の日」らしい。京都黒染工業協同組合が1988年（昭和63年）に制定し、伝統染色の黒染めをPRし、黒紋服や黒留袖の普及を図る日だそうだ。
”黒”という色は、「闇」や「影」などダークな雰囲気を想起させるので、「悪」や「敗北」をさす意味で使われることがある。一方、クレジットカードなどでは最上位のカードを指したり、黒紋付など正装などにも使われるため、高貴な色をイメージする方も多いであろう。
黒いメカも、魅力的で特別感が漂っている。ということで、黒いメカを調査してみた。
ただし、ガンダムについては第80回で「ガンダムMk-II（TITANS）」が1位という調査結果が出たので、今回はガンダム以外となっている。

が36ポイントの支持を集めた。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場したこの機体の「黒」はギャラルホルンの「闇」を表していたのではないだろうか？特権階級のギャラルホルンにおいては、禁忌とされた「阿頼耶識システム」を採用したモビルスーツだからだ。
「阿頼耶識システム」は、人体に手を加えて操縦性能を上げようとするものだが、この機体に搭載された理由としては、ガエリオ・ボードウィンが部下であるアイン・ダルトンに対する”思い”が込められていた。ガエリオの駆るガンダム・キマリスを庇ったアインは、人の姿での生存が不可能なほどの重症を負っていたために、彼の生命維持のために使われたのだ。
そして、アインと「阿頼耶識システム」によって繋がったグレイズ・アインは、まるで生身の体のような反応をすることができ、味方の兵士たちに「悪魔」といわしめる戦闘を見せつけたのだった。

が29ポイント弱の支持を集めた。『機動戦士ガンダム00』に登場したこの機体の「黒」は、より上位の特別感を表現するための色だったと思われる。
対ガンダム調査隊を母体としてユニオン軍の中に正式発足した部隊「オーバーフラッグス」に所属するエースパイロットたちの専用機で、ノーマルのフラッグに比べ各所に強化改造が加えられている。この機体では、「グラハム専用ユニオンフラッグカスタム」に搭載されていた”耐Gリミッター解除”などの危険要素は採用されていない。それでも、通常のフラッグを大きく越える性能を持っていた。

「黒」は悪役のイメージや、不気味で強そうなイメージもあり怖かったのだが、ヒール（悪役）というのはいつの時代も人気があるものだ。まして宇宙空間でのカモフラージュを考えた場合には、黒い機体が一番目立たない。
だから、宇宙戦を考えた場合には「黒」が一番合理的だと思うので、モビルスーツはすべて「黒」をベースにするべきなのだ。だが、宇宙空間では熱を反射しなくてはならなかった。人工衛星は電磁波や太陽光の影響を減らすために金色のサーマルブランケットで覆われている。ということは、各所に金色を施した黒い機体が最強なのだと思うのだが、どうだろうか？