「Q．MG 1/100 νガンダム Ver.Ka発売！RX-93 νガンダムといえば？」は“伊達じゃない！”が1位！【2012年12月17日～2012年12月23日】

Q．MG 1/100 νガンダム Ver.Ka発売！RX-93 νガンダムといえば？

　学生の間では「あけおめ～」とか、「あけよろ～」とかがはやっているらしい。
　「大丈夫なのかこのニッポン？」とか言っていると、「なんとか老人」とか言われそうなのだが、負けずにオヤジパワー全開でがんばりますぞ。
　というわけで、本年もよろしくお願いいたします。

　昨年末「MG 1/100 νガンダム Ver.Ka」が発売された。
　あ～、実はこれがたまらなく欲しい。できれば、別売りのフィンファンネルを追加して飾ってあげたい。なぜなら、今回の「νガンダム」はただの「MG」でもなく、普通の「Ver.Ka」ではないからだ。『逆シャア』の印象的なラスト。サイコフレームの共鳴から黄緑色のオーラに包まれたアクシズ。その元になった「νガンダム」は実は発動モードになっていたという新解釈のもと、ユニコーンガンダムのように変形するのだ。う～ん、かなりエポックメイキングなモデルだ。今回はこの大注目アイテムの発売にあわせて、「νガンダム」について調査してみた。

が60ポイントを超えた。ラストのクライマックスでアムロがシャアに向かって言うキメゼリフだ。「伊達じゃない」とは、ようは見かけ倒しではなく、すごいんだぞと見得を切っているのだ。アムロは見栄を張ったわけではなく、アクシズを動かしてしまったので、本当にすごかった。設計に関わったアムロだからこそ、言えたセリフなのだろうが、よく考えると子供のケンカのようでもある。「男の愚直さを描いた」という監督の文もあることから、勢いにまかせて口から出た言葉でもあるようだ。しかし、つい出てしまう男の本質を表したセリフだからこそ、記憶に残る言葉なのかもしれない。


が25ポイント弱であった。残りの選択肢をすべてたしても10ポイント以上引き離しているので、1、2位が「νガンダム」を象徴するものといっていいだろう。フィン・ファンネルのビットとしての性能はすばらしく、攻撃のみならず、防御に活用できる点が斬新であった。しかし、気になるのは形成する対ビーム・バリアーの形状だ。なぜか四角錐、いわゆるピラミッド型をしている。もちろん三角錐の方がビットの数が少なくてすむ。また、ファンネルとは漏斗である。フィン・ファンネルは漏斗型とはいえない。活用方法や名称がちょっと気になるが、やっぱりカッコイイからこれでいいのだ。

　男ってやっぱり愚直なんだな～、とあらためて思った。誰しも1度や2度、「目にもの見せてやる～」と心の中で見得を切ったことがあるのではないだろうか。だから、アムロのセリフに共鳴できる。しかし、年をとってくると、シャアのセリフもうなづけるようになってくるのがどうもイヤだった。アムロとシャアという個性のぶつかり合いでもあった『逆シャア』。実は純粋な若さと辛酸を経た老獪さの葛藤でもあったのかもしれない。あくまでアムロのように生きたいと思いながら、現実世界ではシャアのように振る舞わなくてはならない自己の内部の葛藤。それが描かれているので、『逆シャア』は心に残っているし、そのシンボルとして「νガンダム」が気になるのだろう。う～ん、やっぱり飾っておきたい。