「Q．GWも終わってしまった…。ガンダムで5月病になりそうな繊細なキャラクターといえば？」はカミーユ・ビダンが1位！【2013年5月13日～2013年5月19日】

Q．GWも終わってしまった…。ガンダムで5月病になりそうな繊細なキャラクターといえば？
　 5月病については何度か書いた記憶があるのだが、いつだったか思い出せない。調べているうちにだんだん面倒になって、どうでもよくなってきてしまった。原稿を書かねばならないのに、やる気がおきない。なんで、こんな天気のいい日に籠って原稿書きをしているのだろうとむなしい気分になってくる。軽いうつ状態。おおっ、これこそが5月病ではないか。そういえば、私は毎週締切のたびに、5月病になっているような気がする。そんなこんなでガンダムで5月病になりそうな人を調査してみた。

が過半数の支持を集めた。アムロもちょっと暗めなキャラであったが、カミーユはかなり暗いキャラと認識されているようだ。思春期のダークサイドを表に出してしまうキャラ。大人は汚いものだと否定してみたり、統制機構に対してなにかと反発してみたりする、いわゆる思春期の特有の状態。カミーユの場合はそれがより顕著に表れていたのだと思う。同じ年代の人がカミーユの行動を見ると、どこか自分に似ていて、恥ずかしくなるくらいだ。彼の場合は5月病などというなまやさしい感じではないのだが、シャアに「修正してやる」と殴りかかったのは5月だったので、5月に悪化するのかもしれない。




が14ポイント弱の支持を集めた。カミーユには遠く及ばなかったが、みごとにアムロをかわして2位となった。『SEED』の始めはどっちかというとキラの方が内向的だったのだが、キラとの死闘など様々な経験を経て、成長したように見えて、『SEED DESTINY』ではギルバート・デュランダルに翻弄されるなど悩み多きキャラクターの印象が残った。個人的に一番5月病ぽいなと思うのは、『SEED DESTINY』でミネルバの甲板でハイネに愚痴を言う場面だ。真顔のアスランにハイネには「そうやって壁作って、仲間はずれにするのはあんま良くないんじゃないの？」「割り切れよ。今は戦争で俺たちは軍人なんだからさ」と軽くいなされてしまうのだ。

　一見、暗くて、やる気のない人がなるのが5月病のような気がするが、実は真面目でやる気があり、きちんと自己管理もできる人がなりやすいのではないかと思えてくる。よく新人の人がなると言われるが、もともとやる気にあふれた人が、現実に直面して、戸惑っている状態なのだと思う。もともとやる気のないテキトーな人だったら、そもそも季節性の5月病にはならない。カミーユやアスランのような人一倍責任感が強く、まじめな人ほど5月病になりやすいのだろう。社会に適応するための一時的な発熱のようなものかもしれない。5月病にかぎらず、軽いうつ状態を克服するには「やるべきことをやる」。これにつきる。リュウがアムロの首根っこをつかんでガンダムで出撃させたように。