「Q.2014年は午年！ガンダムで馬といえば？」はホワイトベース（木馬）が1位！【2014年1月6日～2014年1月12日】

Q「2014年は午年！ガンダムで馬といえば？
　鏡開きや成人式も終わり、年賀状の当選番号も発表された。そろそろ新年のまったりとした雰囲気を脱して、勉強に、仕事に、そして、ゲームやガンプラ作りにも勢いつけたいところだ。今年の干支は午（ウマ、馬）ということで、前向きに勢いよく突き進んでいきたいと思う。ということで、今回は馬にちなんだ選択肢を用意してみた。

が過半数の支持を得た。『ガンダム』に登場した地球連邦軍の強襲揚陸艦である。サイド7から逃避行を続けるアムロたちが暮らした生活の舞台でもあった。極秘開発の新型艦であったが、シャアに発見され、その形から「木馬」と呼ばれることになる。放送当時、子供だった私は、シャアがなぜアムロたちと同じように「ホワイトベース」と呼ばないのか不思議に思っていた。しかし、しばらくして、敵が名前を知るわけがないということに気がついた。その事を知った時には、ちょっと大人になった気分であった。そして、友人が「ホワイトベース」と言っていると、「ああっ、木馬ね」と通ぶる、ちょっといやな子供だったのだ。

が4分の1強の支持を得た。『Gガンダム』に登場した馬であるが、モビルホースの名前でもある。風雲再起は東方不敗の愛馬だったのだが、第12回ガンダムファイトの優勝賞品として、モビルホースが与えられた。そして、マスターガンダムに卓越した機動力を与えることとなった。ビックリするのは風雲再起もちゃんとファイティングスーツを装着して、このモビルホースを操縦するのだ。そして、東方不敗の敗退後、ドモンの元に移り、ゴッドガンダムのサポートをするようになったこの馬は、レインとドモンと共に印象的なラストシーンを飾るのである。

　馬といえば、勢いよく大地を駆けめぐり、すばやい印象があるが、いわゆる木馬は子供のおもちゃなので、ゆったりした感じだ。たしかに、見た目、ゆっくりと移動するホワイトベースは馬というより木馬であった。だが、画面登場回数や数々の重要なシーンの舞台となっている実績で高支持を集めたのだと思う。ところで「モビルスーツ（MS）を駆る」という表現を見かけるが、これはバイクや戦闘機のように「馬を駆る」という言葉から作った表現であろう。同じようにMSを馬に見立てる表現としては「私の愛馬は凶暴です」（シャギア）がある。この愛馬はもちろんMSのガンダムヴァサーゴのことだ。
　また、生き物の馬を表しているのは「風雲再起」「シャアの乗ってた馬」「リディの乗ってた馬」であるが、「馬小屋のガンダム」（AGE第16話）の馬も生き物である。メカニックの馬としては、「風雲再起」「赤兎馬」「ガンダムU.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬」が挙げられる。こう考えてくると、生き物として、ドモンを案内するなどと活躍し、メカニックとしても、最後に蹴りを決めるなど印象的だった「風雲再起」に、支持が集まった理由がなんとなく見えてきた気がする。