「Q.5月11日は母の日！ガンダムシリーズで印象的な母親といえば？」はセイの母（イオリ・リン子）が1位！【2014年5月12日～2014年5月18日】

Q.5月11日は母の日！ガンダムシリーズで印象的な母親といえば？
　ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」のイベント上映がすごいことになっている。新宿ピカデリー初となる全スクリーンジャックや、 「A Message to the World」と銘打たれたイベントが世界各地にて開催中だ。また、5月17日（土）から18日（日）の 映画興行収入ランキングでは初登場3位を記録した。う～む、すごい。しかし、『ガンダムUC』で描かれていない事がある。それは「母親」だ。歴代ガンダムでは主人公の成長を見守る存在として母親が登場してきた。ところが、『ガンダムUC』では母の姿が見えず、会話にも、回想シーンにもほとんど出てこない。とっても重要なポイントに気が付いたような気もするのだが、よくわからないので、とりあえず今回の調査結果を見てみよう。


が過半数を超える支持を獲得した。『ガンダムビルドファイターズ』でイオリ模型店を細腕一本で切り盛りする実質的な店長である。とはいいながら、ガンプラについては息子であるセイに頼りっぱなし。ガンプラの普及を目指して世界を飛び回る夫・タケシを愛している。ガンプラファイターとしての能力が低いセイを無心に信じて応援する姿は母親の鏡といっても過言ではない。息子の恋愛にも寛容で、チナちゃんの恋を成就させるべく、さまざまな気遣いを見せていた。今はいいが、セイが思春期に入ると、ちょっとうっとうしく感じるかもしれない。

が15ポイント強の支持を得た。『ガンダム』ではホワイトベースのお袋さんといわれるほど、落ち着いた包容力のある女性だった。一年戦争後に、ブライトと結婚して二児をもうけ、本当に母親となった。『逆襲のシャア』では息子ハサウェイのみ宇宙へ送り出したあと、娘と二人、地上をさまよいながらも気丈な振る舞いをみせていた。もともと良家の令嬢ではあるが、自己主張することは少なく、冷静に状況判断して、ホワイトベースのクルーや家族を守る的確な判断をすることができる女性だった。

　母とはなんだろう。自分を生んでくれた人、自分を育ててくれた人、自分に教えてくれた人などなど。さまざまな意見があるとは思うが、折に触れ、自分のターニングポイントを共有してくれる人と言えるような気がする。直接会えない方も、その時々に思いかえす存在が母親だったのではないだろうか。母だったら、こんな時喜んでくれるだろうなとか、こんなことしたら母が悲しむだろうなとか、たとえ身近に一緒にいなくても、自分のことを第1に見守ってくれる存在が母だったような気がする。だから、ちょっと恥ずかしいくらい、自分の子供を応援してくれる母の方が子供にとっては嬉しい。そういった意味で、セイの事を全身で応援するリン子さんの姿は理想の母親像に近かったのだろう。