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2019年4月17日 (水)

ガンダムファッションチェック第14回「ガンダム0083編①」制服に込められた0083のファッション!

第14回

【目次】

⇒第14回「ガンダム0083編①」制服に込められた0083のファッション

第15回「ガンダム0083編②」リアル路線にアレンジされた0083の制服

第16回「ガンダム0083編③」ガンダム0083で好きなファッション

第17回「ガンダム0083編④」明日から使える0083風ミリタリーコーデ

 

 


①制服に込められた0083のファッション

― 所属組織を明確にするための「軍服ファッション」―

 

OVAシリーズとして1991年から製作された『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』は、全13話と短くまとめられていて観やすいですよね。MSやメカの描写もハードかつ緻密で、主人公のコウ・ウラキとライバルであるアナベル・ガトーの対比も明確です。ほかのキャラクターたちの背景もきちんと描かれていて、物語全体の世界観に奥行きを感じます。

また、『0083』は作画の迫力が凄いですよね!とくに、キャラクターの表情のハッキリとした陰影!最後のコウとガトーの対決は、互いの気迫が画面にあふれて息を呑むほどです。まるで実写のような印象を受ける画面作りと、細部にまで手抜きをしないこだわりのデザインがあるからこそ、『0083』は多くのファンに長く支持される名作になり得たのではないかと思います。

主人公のコウ・ウラキは、ガンダムシリーズでは珍しく最初から軍人で、MSのテストパイロットとして登場します。ガトーのガンダム強奪事件に巻き込まれたとはいえ、「ガンダム試作1号機」に乗るのも不自然さはありません。また、所属するアルビオン隊も臨時編成された部隊ではあるものの、きちんとした“軍隊”であるという印象が強いです。

そういう物語である以上、登場人物たちのファッションも軍服や制服が多くなってしまうのは当然ですよね。地球連邦軍をはじめ、ジオン公国軍のものを踏襲しているデラーズ・フリート、アナハイム・エレクトロニクス社の制服まで登場し、服装から所属する組織が判別できるようになっています。エピソード数に比較して登場人物が多いことから、キャラクターの立ち位置を明確にするという理由があるのかもしれませんね。

コウ・ウラキは「特徴のないのが特徴」というか(笑)……。地球連邦軍の軍服を着ている姿があまりにも普通ですよね。親友のチャック・キースは、多少の着崩しを加えたりしてオシャレな感じもありますが、コウはそういうことはしません。その後、所属することになったアルビオン隊では、不死身の第四小隊メンバーなど、さらに独自の着こなしをする濃いめのキャラばかりだったので、生真面目なコウのスタイルは逆に目立っていましたね。本来、軍服にはかなり細かい規定があって極端な着崩しはできないものなのですが、それを守っているのは主人公のコウとライバルのガトーだけというのも面白い対比ですよね。

『0083』は、私がガンダムシリーズにのめり込んでいくきっかけでもあり、一番好きな作品です。衝撃的なストーリーはもちろん、モビルスーツが格好良くて戦闘シーンには痺れました!

 

次回、第15回「ガンダム0083編②」リアル路線にアレンジされた0083の制服は、4月24日(水)更新予定!お楽しみに!

 

 


三浦 玄

スタイリスト。数々のドラマ、映画、舞台、写真集など幅広いジャンルで活躍中。

1983年生まれ、群馬県出身。主な仕事に、「仮面ライダー鎧武/ガイム」や「仮面ライダードライブ」、「スモーキング」、「ハゲタカ」など。

大のガンダムファンで特に好きな作品は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』。

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