2021年6月28日 (月)
ガンダムパワーワード 第188回「人は、弱くて、不完全で、だから託すんだ。託されて、歩き続けるんだ」
第188回
人は、弱くて、不完全で、だから託すんだ。
託されて、歩き続けるんだ
バナージ・リンクス
（『機動戦士ガンダムUC』episode 6より）
ネェル・アーガマからの脱出を図るネオ・ジオン残党軍「袖付き」のフル・フロンタル、アンジェロ・ザウパーに対し、バナージが突きつけた言葉です。
フロンタルのいう“人を超えた力”が必要と考えるアンジェロに対し、バナージは、人間は単体では弱いからこそ後進に期待し、それが歴史を作ってきたと語るのでした。
フロンタルのいう“人を超えた力”が必要と考えるアンジェロに対し、バナージは、人間は単体では弱いからこそ後進に期待し、それが歴史を作ってきたと語るのでした。
ここがポジティブ！
逆説的なものですが、己の弱さを認めることは、強い人間にしかできません。
弱さを隠してひとりで突っ張ってしまうよりも、弱さを認めた上で、周囲の助力を得たり、危機感を共有したりすることで状況が好転し、延命や成長に繋がる可能性もあるのです。
歴史的・伝統的な組織や企業、集団というのは、そうやって組織をうまく機能させることで生き残ってきたのでしょう。
弱さを隠してひとりで突っ張ってしまうよりも、弱さを認めた上で、周囲の助力を得たり、危機感を共有したりすることで状況が好転し、延命や成長に繋がる可能性もあるのです。
歴史的・伝統的な組織や企業、集団というのは、そうやって組織をうまく機能させることで生き残ってきたのでしょう。
（ガンダムインフォ編集部）
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