冷静にものの判断をしたとき、

のちにどのような結果が来ようと後悔しないで済む

―― ゼクス・マーキス

（『新機動戦記ガンダムW』第4話より）

OZ・ビクトリア基地にあるパイロット訓練生用の宿舎を、張五飛が襲撃。突然の攻撃にOZの士官ルクレツィア・ノインやその部下は動揺を抑えきれずにいたため、現地にいたゼクスが対応に乗り出しました。

“ライトニングバロン”と呼ばれ、優秀な兵士として名を挙げていたゼクスだけに、その名に恥じない判断力を発揮しました。

不測の事態に対し、如何に冷静に、かつ迅速に対応するかはその人の真価が問われます。ゼクスのように、動揺している責任者ではなく、自身が対策を採ろうとしたのは賢明な判断と言えるでしょう。

時間はなくとも、周囲とコンセンサスを取りながらきっちりと物事を考えた上で出した結論であれば、どのような結果となっても納得が行くものです。

（ガンダムインフォ編集部）