ガンダムのお約束 ～その2～『仮面の人』と『ハロ』

”ガンダムってなんだ!?“　という素朴な疑問（？）に答えるガンダム超初心者「限定」のゆるコラム、第2回！

　あまりのゆるさにガンダム界の常識を揺るがしてしまうかも知れない（恐）、“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”（!?）、第2回目は、前回に引き続き『～ガンダムのお約束・その２～』についてお話しします。

　第1回では、ガンダムの「顔」と「カラーリング」について触れましたが、今回は、ガンダムといえばみんながすぐに思い浮かべる、「あの」人気キャラクターに関する事柄です。

その１
ガンダムといえば、『仮面の人』が登場するのがお約束！


　

　ちょっとでもガンダムを知ってる人にとっては、もはや説明するまでもなく、「ガンダム、よくわかんない～！」という人でも、なぜか、赤かったり、三倍早かったりするということを知ってたりする（!?）ほどに有名なキャラクター、「元祖・仮面の人」こと “赤い彗星”『シャア・アズナブル』。

　数あるロボットアニメに登場するキャラクターの中においても、群を抜く人気とカッコよさを誇る、この人物に欠かせない、ある「モノ」といえば……、そう、それは「仮面」なんです！　

　ガンダムシリーズの多くにはこの「シャア」をはじめとする「仮面の人」が登場します。
　その数は歴代で10人以上はいますから、もし、どこかで全員集合でもすることがあれば、その謎のゴージャスさはきっと、仮装大会やプロレス団体も真っ青かも……ですね。



　歴代の「仮面の人」が、なぜ仮面をつけたのか、そして、つけ続けているのか？　という理由についてはそれぞれ諸説があるのですが、一つ言えることは、みな、なんらかの「事情」があって、その素性を隠すために「仮面」を装着しているということです。
　
　「仮面」は古くから人間の本心や正体を隠して、人を欺くために装着するためのもの、といわれていますが、ガンダムシリーズの中の「仮面の人」は、主人公に対する敵方の重要な存在であり、また、主人公が最初に遭遇する大きな壁となる存在だったり、ということが多いわけです。


　

　ガンダムシリーズに出てくる「仮面の人」は、自己の生い立ちや過去に関わる、暗く、深い「闇」を持っている場合が多く、それを払拭するために大胆な計略や行動を企て、実行します。
　ミステリアスでクールな性格と複雑な出自を持ち、運命の流れの中で主人公の好敵手（ライバル）となっていく……とか、そういうところがまたステキなんですよね～。

　ちなみに、「仮面の人」の中には、覆面やサングラス、鉄仮面といったいろいろなモノを仮面のかわりに（？）装着しているキャラクターもいるんですよー。


　

その２
ガンダムといえば、『ハロ』が出てくるのがお約束！


　さて、次なるお約束も、ガンダムになくてはならない「あの」キャラクターです。そのキャラの名は……、



　じゃーん！　それは「ハロ」なんですね！
　ガンダムの中ではおなじみのマスコットキャラとして、みんなに可愛がられている小型球形ロボットのハロですが、じゃあいったいどれぐらいガンダムシリーズにとって欠かせない存在なのかというと、これを見てもらえば一目でわかるはず。



はい！　どうでしたか～!?　ロゴだけじゃなくて、つい『機動武闘伝Gガンダム』第1話を最後まで観ちゃったんだぜ！　という人は、ぜひこのファイトな機会に全話まとめて観ちゃうのもいいかもいいかも！　さぁ、ガンダムファイト、レディー・ゴー!!　

……と、それはともかく、実はガンダムシリーズの映像ソフトでは、冒頭のオープニング画面に出てくるロゴの中からいつもハロは一番乗りで登場してるんです！　どーです、なんかカワイイでしょ？

　って、もちろんそれだけじゃありません。ハロは主人公が作った友達用のロボットという役割だけでなく、ナビをしたり、データを解析したり、一緒にモビルスーツの操縦をして戦ってくれたり……etc.と、様々な場面でいつも健気に活躍してくれてます！
ときには閉じ込められた部屋の鍵開け（ピッキング!?）だってしてくれたりするし（笑）。


　

　シリーズが変わっても、ハロだけは基本的にずーっと同じ形をしている、というのも実はスゴイことなんですが、たまには微妙に機能（？）とカラーリングを変えたものが、一つのシリーズの中で複数出てきたこともあるんですよ（プレゼント用のロボットとして）。

　さてさて、今回はここまで。次回も引き続き、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる～く探っていきたいと思います。