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2019年4月4日 (木)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン

【TV】全25話
2008年10月5日~2009年3月29日放送

 

ストーリー

西暦2312年、国連軍とソレスタルビーイングによる大規模な戦闘「フォーリンエンジェルス」の終結から、4年の歳月が経過していた。
地球には、国連を母体とした地球連邦政府が設立され、連邦政府が主体となった新たな支配体制が築かれていった。連邦軍はその中で、さらなる国家の統合と人類の意思統一を謳い、連邦軍とは別の独立治安維持部隊「アロウズ」を設立する。だが、アロウズは治安維持を名目として、反政府勢力や主義・主張の異なるグループを武力で弾圧していたのである。
一方、「フォーリンエンジェルス」によって壊滅的な被害を負っていたソレスタルビーイングだが、秘密裏に活動を再開していた。単独で世界の行く末を見守っていた刹那も、アロウズのやり方に憤りを感じて組織に復帰。新たな拠点プトレマイオス2と、ツインドライヴ・システムを備えた新たなガンダム「ダブルオーガンダム」を駆使し、アロウズの打倒を目指す。

スタッフ

[企画]サンライズ

[原作]矢立 肇、富野由悠季

[監督]水島精二

[シリーズ構成]黒田洋介

[キャラクターデザイン]高河ゆん、千葉道徳

[メカニカルデザイン]海老川兼武、柳瀬敬之、鷲尾直広、寺岡賢司、福地 仁、中谷誠一、大河原邦男

[美術監督]佐藤豪志(KUSANAGI)

[音楽]川井憲次

 

 

キャスト

[刹那・F・セイエイ]宮野真守

[ロックオン・ストラトス/ライル・ディランディ]三木眞一郎

[アレルヤ・ハプティズム]吉野裕行

[ティエリア・アーデ]神谷浩史

[スメラギ・李・ノリエガ]本名陽子

[王 留美]真堂 圭

[ミスター・ブシドー]中村悠一

[カティ・マネキン]高山みなみ

[セルゲイ・スミルノフ]石塚運昇

[ソーマ・ピーリス]小笠原亜里沙

[沙慈・クロスロード]入野自由

[ルイス・ハレヴィ]斎藤千和

[マリナ・イスマイール]恒松あゆみ

[クラウス・グラード]川島得愛

[リボンズ・アルマーク]蒼月 昇

 

 

キャラクター

刹那・F・セイエイ

「フォーリンエンジェルス」終結以降、単独で連邦政府の動向を監視していたが、アロウズによる反政府勢力への武力弾圧が横行すると、ソレスタルビーイングに合流。ダブルオーガンダムのパイロットとしてアロウズの打倒を試みる。

ロックオン・ストラトス

(ライル・ディランディ)

4年前の戦乱で命を落としたニール・ディランディの双子の弟で、ケルディムガンダムのパイロット。刹那にスカウトされ、ソレスタルビーイングに合流した。反政府勢力カタロンのメンバーでもある。

アレルヤ・ハプティズム

「フォーリンエンジェルス」戦に敗北した際、国連軍(現連邦軍)に身柄を拘束されていたガンダムマイスター。ソレスタルビーイングに復帰後は、アリオスガンダムに搭乗し、「マリー」と呼ぶソーマ・ピーリスの奪還を目指す。

ティエリア・アーデ

4年前の戦乱以降もソレスタルビーイングに残り、組織の再編に尽くしていたガンダムマイスター。ヴェーダに固執していた以前の姿はなく、プトレマイオス2のクルーと良い信頼関係を築いている。乗機はセラヴィーガンダム。

スメラギ・李・ノリエガ

4年前の戦乱で敗退した後、失意のうちにソレスタルビーイングを脱退し、大学の同窓であるビリー・カタギリの家に居候していた。だが、刹那の説得によりプトレマイオス2に戻り、再び戦術予報士としてその手腕を発揮する。

王 留美(ワン・リューミン)

ソレスタルビーイングのエージェントで、「フォーリンエンジェルス」以降もプトレマイオス2の支援を続けている。また、サポートには紅龍(ホンロン)に加え、トリニティ3兄妹の末妹ネーナ・トリニティが新たに参加した。

ミスター・ブシドー

独立治安維持部隊アロウズに参加した仮面の男。単独行動が許されている「ライセンサー」の免許が与えられている。アヘッドの近接格闘型や、フラッグの面影を残す新型機、マスラオを駆り、執拗にガンダムに迫る。

カティ・マネキン

アロウズに参加した戦術予報士。アロウズが行う武力での反政府勢力弾圧には懐疑的で、内部から組織の実情を探ろうとしている。対プトレマイオス2部隊の現場指揮官として、高度な戦術予報を駆使し、大学時代の友人スメラギと戦うこととなる。

セルゲイ・スミルノフ

地球連邦軍に所属する「ロシアの荒熊」。強引な武力弾圧を続けるアロウズに対してはカティと共に懐疑的で、組織への参加を拒んでいる。私生活では、4年前の戦乱で心を通わせた超兵、ソーマ・ピーリスを養子に迎えようとしていた。

ソーマ・ピーリス

4年前の戦乱に投入された超兵1号であり、ソレスタルビーイングの復活以降は、アロウズに合流している。アレルヤとの接触により、内に秘めた「マリー」としての記憶が徐々に蘇っていく。乗機はアヘッド脳量子波対応型。

沙慈・クロスロード

かつてのガールフレンド、ルイス・ハレヴィとの約束を守り、宇宙技師となった。だが、コロニー建造の現場で反政府勢力の疑いをかけられて拘束され、収容所へ送られた。その収容所で刹那と運命の再会を果たす。

ルイス・ハレヴィ

4年前、親族全員をガンダムに殺害された少女。リボンズとの出会いをきっかけにしてアロウズに入隊し、ガンダムへの復讐を誓っている。かつての恋人である沙慈とは連絡を取っていなかったが、戦場で再会する。

マリナ・イスマイール

アザディスタン王国の指導者。4年前の戦乱でソレスタルビーイングと接触したために連邦に拘束され、収容所に送られてしまう。だが、アレルヤを奪還するべく収容所を襲撃したプトレマイオス2によって保護され、刹那と再会する。

クラウス・グラード

連邦の支配に反発する反政府組織カタロンのリーダー。アザディスタンを出て組織に合流したシーリン・バフティヤールらと共に、連邦の圧政に対抗している。今後の活動に備え、プトレマイオス2との連携に動いている。

リボンズ・アルマーク

4年前の戦乱ではアレハンドロ・コーナーの従者であったが、「ヴェーダ」を掌握すると単独で行動を開始。自らを「イノベイター」と名乗り、複数の仲間たちと共にアロウズ・連邦による人類の意思統一を見守っている。

メカニック

GN-0000 ダブルオーガンダム

ソレスタルビーイングがガンダムエクシアの後継機として建造した新型機。GNドライヴを2基搭載し、それを同時に稼動させるツインドライヴ・システムを持ち、最大出力時の粒子放出量は、あらゆる機体を凌駕する。

GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー

ダブルオーガンダムは支援メカ、オーライザーとドッキングし、その制御システムを使うことでツインドライヴシステムの完全稼働に達することができた。合体後はガンダムを超えた存在としてダブルオーライザーと呼ばれる。

GN-006 ケルディムガンダム

遠距離からの射撃能力に特化した、ガンダムデュナメスの発展機。遠隔操作が可能なGNシールドビットや、小型の射撃兵器であるGNビームピストルによって、防御力・近接戦闘能力がデュナメスよりも向上している。

GN-007 アリオスガンダム

ガンダムキュリオスの後継機として開発された可変MS。飛行形態での戦闘能力を高める目的で、機首部分がクローとして使用できるようになった。テールブースターを発展させたGNアーチャーとのドッキングも可能。

GN-008 セラヴィーガンダム

GN-009 セラフィムガンダム

セラヴィーガンダムは、ガンダムヴァーチェを発展させた重武装タイプで、GNバズーカやGNキャノンIIによる対艦戦・要塞戦が可能。セラフィムガンダムはガンダムナドレの後継機で、ヴァーチェの背部パーツが分離して現れる。

プトレマイオス2

ソレスタルビーイング実働部隊の新たな拠点となった艦艇。艦にはミサイルなどの武装が施され、前線での戦闘にも対応する。そのほか、単独での大気圏突入、脱出のほか、水中航行が可能となるなど、様々な環境での活動に対応している。

GNX-704Τ アヘッド

擬似太陽炉が搭載されたアロウズの主力機。ジンクスを発展強化したタイプで、その性能はガンダムエクシアなど第3世代のガンダムに迫る。近接格闘型や脳量子波対応型など、バリエーション機も多数存在する。

GNX-609Τ ジンクスIII

地球連邦軍が主力機として用いていたジンクスの改良機。攻守のバランスが取れた高汎用機で、主武装はライフルとしても機能するGNランス。連邦所属機はライトブルー、アロウズ所属機はワインレッドカラーとなっている。

GNW-20000 アルケーガンダム

ガンダムスローネツヴァイを全面改修&強化したMSで、リボンズに雇われたアリー・アル・サーシェスの乗機。主武装は、ビームライフルが内蔵されたGNバスターソードと、遠隔操作が可能なGNファングである。

GNZ-003 ガデッサ

イノベイターのリヴァイヴ・リバイバルらが運用した擬似太陽炉搭載型MS。「ヴェーダ」に保管されたガンダムヴァーチェのデータを用いて開発されている。主武装は長射程の大型砲、GNメガランチャーである。

GNZ-005 ガラッゾ

ブリング・スタビティが搭乗したイノベイター専用機。格闘戦に特化した機体で、5本の指からビームを射出できるGNビームクローや、GNカッターを持つ。肩に備えたGNシールドは、GNフィールドを発生させる機能を持つ。

GNX-Y901ΤW スサノオ

ミスター・ブシドーがビリー・カタギリ技術大尉に開発を依頼した専用機。フラッグをベースにGNX-U02X マスラオとして一度は完成を見るが、さらに強化改造し生まれ変わった機体がスサノオである。擬似太陽炉搭載機でありながらトランザムが可能である。

 

作品解説

『機動戦士ガンダム00』ファーストシーズンから4年後の世界を描いた続編。活動を再開したソレスタルビーイングと、武力によって人類の意志統合を成し遂げようとするアロウズ・連邦政府との対立が続く中で、戦乱を影で操る「イノベイター」の真相が徐々に明らかにされていく。スピーディーかつ先の見えないスリリングな展開が続くのが本シーズンの大きな特徴で、戦闘シーンも躍動感のある描写が大幅に増えている。また、新たなメンバーを迎えたプトレマイオス2の面々や、4年前は恋人同士ながらも、今回は敵対関係となった沙慈とルイス、打倒ガンダムを目指す仮面の男など、ファーストシーズンと同じく丁寧なキャラクター描写によって、作品の密度をより濃いものとしている。

 

 

世界観

「全戦争行為への介入」を掲げたソレスタルビーイングの蜂起によって、3大勢力によって分かれていた世界は、連邦政府というひとつの組織へと集約された。ソレスタルビーイングは敗北したが、求めていた世界の統一を果たしたのである。だが、その統一はソレスタルビーイングが望んだ和平的なものではなく、反発する勢力を武力で抑えつけることで成立したものであった。実働部隊プトレマイオス2のクルーにとって、それは許すことのできない出来事だった。結果、プトレマイオス2の面々は、「ヴェーダ」とのリンクが切れた以降も独自に行動し、連邦が行う偽りの平和を打開しようとしたのである。

 

 

ソレスタルビーイング

イオリア計画を管理する「ヴェーダ」とのリンクが解除されて以降も、プトレマイオス2らを中心に活動を継続。ダブルオーガンダムなどの新兵器導入やメンバーの増員などを行い、アロウズとの戦いに臨んだ。

地球連邦/アロウズ

国連を母体として設立された世界規模の連合組織。ユニオン、人類革新連盟、AEUの3カ国などが参加しているが、中東諸国などには非加盟国も多く存在する。アロウズは連邦内に設立された連邦軍とは別組織の精鋭部隊で、新型MSなどを優先的に配備された。

イノベイター

リボンズ・アルマークを首謀者とする謎の集団で、イオリア計画を遂行するために作り出された生命体と言われる。リボンズは「ヴェーダ」を掌握しており、その力を利用して連邦やアロウズを意のままに操っている。

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