ガンダム作品紹介    

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

【OVA】全6話

1989年3月25日~1989年8月25日発売

ストーリー

一年戦争が終局に向かいつつあった宇宙世紀0079年12月、地球連邦軍は新型ガンダム「アレックス」の開発を進めていた。その情報を掴んだジオン公国軍は、特務部隊サイクロプス隊を連邦軍北極基地に向かわせて奪取を試みるが、作戦は失敗し、アレックスは宇宙へと打ち上げられた。向かった先は戦争の中で安寧を享受する中立のサイド6、リボー・コロニーだった。そこに暮らす少年アルフレッド・イズルハ(アル)は、偶然からアレックスを写真に収め、さらにコロニー襲撃に参加した公国軍の新兵バーナード・ワイズマン(バーニィ)と出会う。一方、アレックスの情報を持ち帰ったバーニィはサイクロプス隊に配属され、アレックス奪取作戦「ルビコン作戦」に参加することになる。アルとバーニィ、そしてアレックスのパイロットを務めるアルの幼馴染、クリスチーナ・マッケンジー――リボーの平穏の中で心を通わせていく3人とは別に、ルビコン作戦は進行していくのだった。

スタッフ

[企画]サンライズ

[原作]矢立 肇、富野由悠季

[構成]結城恭介

[脚本]山賀博之

[デザインワークス]出渕 裕

[キャラクターデザイン]美樹本晴彦

[モビルスーツ原案]大河原邦男

[メカニカルデザイン協力]明貴美加、石津泰志

[美術]池田繁、脇 威志

[音楽]かしぶち哲郎

[監督]高山文彦

 

 

キャスト

[アルフレッド・イズルハ]浪川大輔

[バーナード・ワイズマン]辻谷耕史

[クリスチーナ・マッケンジー]林原めぐみ

[シュタイナー・ハーディ]秋元羊介

[ミハイル・カミンスキー]島香 裕

[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]島田 敏

[キリング]戸谷公次

 

 

キャラクター

アルフレッド・イズルハ

サイド6・リボーで生まれ育った11歳の少年。遠い世界のできことである戦争やモビルスーツに憧れを抱きながら、悪友のチェイやティルコットとともに戦争ごっこに興じるごく普通の日常を過ごしていた。しかし、バーニィと出会ったことでルビコン作戦に関わるようになり、戦争の悲惨さを垣間見ることになる。愛称は「アル」。

バーナード・ワイズマン

リボー襲撃で初陣を経験したジオン公国軍の新米伍長で、年齢は19歳。サイクロプス隊に配属されてリボーに潜入するが、アルに見つかり彼の監視役を押し付けられることになる。好奇心のままに突き進むアルに振り回されながらも、やがて心を通わせていく。また、アルを通じて知り合ったクリスにほのかな恋心を寄せるが、彼女の素性を最後まで知ることはなかった。愛称は「バーニィ」。

クリスチーナ・マッケンジー

リボー出身でアルの隣家に暮らしていた21歳の女性。地球連邦軍中尉で、任務で里帰りしたことからアルと再会する。「シューフィッター」と呼ばれるモビルスーツの調整役を務める人物で、アレックスのテストパイロットも兼ねていた。アルを介してバーニィと出会い、彼に好意を抱く。その一方で、自らが戦うことの意味に悩むこともあった。愛称は「クリス」。

シュタイナー・ハーディ

特務部隊サイクロプス隊を率いるジオン公国軍大尉。年齢は44歳。モビルスーツの操縦から潜入工作まであらゆる任務をこなす優秀な軍人で、ジオン公国の劣勢を正確に把握する現実的な観察眼も持ち合わせていた。ルビコン作戦の裏に隠された上層部の意図に気付きつつも、淡々と任務を進めていった。

ミハイル・カミンスキー

サイクロプス隊に所属するジオン公国軍少尉で、年齢は49歳。仲間からはミーシャの愛称で呼ばれる。ウィスキーの入ったスキットルを肌身離さず持ち歩くほどの酒好きだが、モビルスーツの操縦技術は確かだった。ルビコン作戦において、ケンプファーを操り陽動を担った。

ガブリエル・ラミレス・ガルシア

サイクロプス隊に所属するジオン公国軍軍曹。年齢は28歳で、粗野な性格だが、危険な任務の直前にバーニィを気遣う一面も持っていた。銃火器と爆発物の扱いに長け、モビルスーツパイロットとしても優れている。

キリング

ジオン公国軍グラナダ基地の参謀を務める中佐。アレックスの開発計画を察知してサイクロプス隊に奪取を命じた人物で、ルビコン作戦の発案者でもある。また、サイクロプス隊を捨て石にすることも辞さない冷酷な性格だった。

メカニック

RX-78NT-1 ガンダムNT-1 アレックス

一年戦争末期に地球連邦軍が開発したニュータイプ専用ガンダム。愛称は「アレックス」。マグネットコーティングや全天周囲モニター、リニアシートといった最先端技術が投入された機体で、通常のパイロットでは対応しきれないほどの反応速度を誇った。また、チョバムアーマーを装備するフルアーマー構想も視野に入れられていた。

RGM-79D ジム寒冷地仕様

地球連邦軍の主力モビルスーツ、ジムのバリエーションのひとつで、後期生産型を寒冷地用に仕様変更した機体。北極基地などの拠点防衛用に配備されていた。

RGM-79G ジム・コマンド

地球連邦軍が一年戦争末期に開発したジムのバリエーションのひとつ。初期生産型から性能が向上しており、コロニー内戦闘を想定してマシンガンを標準装備としている。

RGM-79GS ジム・コマンド宇宙戦仕様

ジム・コマンドの宇宙戦仕様機で、バックパックの換装などが施されている。また、主武装もマシンガンからビーム・ガンに変更されている。

RGM-79SP ジム・スナイパーII

一年戦争末期に開発された地球連邦軍の高性能量産機。ジムの後期生産型をベースとする総合性能に優れた機体で、頭部バイザーには精密射撃用のセンサーを備える。

RX-77D 量産型ガンキャノン

ガンキャノンの量産化を目的に開発された機体で、ジム後期生産型のパーツを用いることでコストダウンを図っている。また、キャノン砲は半格納式に変更されている。

MSM-03C ハイゴッグ

ジオン公国軍の統合整備計画においてゴッグを再設計した水陸両用モビルスーツ。ゴッグから継承されたのはコンセプトのみで、格闘戦能力の向上や武装の強化、軽量化などが施された新設計機となっている。

MSM-07E ズゴックE

統合整備計画に沿ってズゴックに全面改修を施した水陸両用モビルスーツ。火力と水中航行能力、さらに陸上での機動性が向上しており、総合的な完成度に優れている。

MS-06FZ ザクII改

統合整備計画に沿って開発されたザク系列機の最終生産型。操縦性とメンテナンス性に優れるだけでなく、高い水準の性能を有している。開発時期が一年戦争末期だったため、配備数は少ない。

MS-09R-2 リック・ドムII

統合整備計画を反映してリック・ドムを再設計した機体。陸戦用のドムを急遽宇宙用に改修したベース機とは異なり、純粋な宇宙戦仕様機として設計を大幅に見直しており、機動性の向上と作戦継続時間の延長を実現している。

MS-14JG ゲルググJ

統合整備計画において開発された、ゲルググのバリエーション機。JはJager(イェーガー)の略で、MS-14狙撃型とも呼ばれる。射撃戦性能と機動性の強化に重点を置いた機体で、高性能のビーム・マシンガンを装備する。

MS-18E ケンプファー

一年戦争末期にジオン公国軍が開発した強襲用モビルスーツ。複数の実体弾兵装による火力と高い機動性を有し、敵地への一撃離脱戦法を想定している。また、ブロック構造が採用されており、小規模の施設でも組み立てが可能だった。

作品解説

宇宙世紀を描いた「ガンダム」シリーズでは初めてのOVA作品。『機動戦士ガンダム』の世界観をベースに、民間人の少年の視点から一年戦争のひと つの側面を描いている。メカニック、特にガンダムの描写が少なく、それよりも人間ドラマに重点を置いている点が大きな特徴と言える。また、スペース・コロニー内の街並みやそこに暮らす人々の生活風景など、他の作品では触れられる機会が少なかった宇宙世紀の日常の部分を描写していることも、本作の特色となっている。

 

 

世界観

宇宙世紀0079年12月は、宇宙において地球連邦軍の反抗作戦が実施されようとしている時期であった。一方、地球を追われたジオン公国軍は、ソロモンとア・バオア・クー、グラナダを中心とした防衛線を構築し、地球連邦軍に対抗しようとしていた。その状況下で、地球連邦軍はニュータイプ部隊と目されたホワイトベースに配備するためのニュータイプ専用機の開発を進め、それを察知したジオン公国軍との間に局地的な戦闘が発生することになったのである。

 

 

ルビコン作戦

コードネーム「G」と名付けられたニュータイプ専用ガンダムの奪取、ないしは破壊を目的としたジオン公国軍の軍事作戦。サイクロプス隊によるサイド6・リボーへの潜入工作を基幹としていたが、失敗した場合にはコロニーへの核攻撃も予定されていた。

 

サイクロプス隊

ジオン公国軍突撃機動軍に属する特務部隊。モビルスーツを運用する攻撃任務から潜入工作まで、さまざまな特殊任務に従事した。高い戦果を挙げた反面、損耗率も高く、一年戦争末期にはわずか4名の隊員しか残っていなかった。

統合整備計画

機種やメーカーによって異なっていたモビルスーツの規格を統一し、生産性と整備性の向上を図ったジオン公国軍の計画。この計画によって多くのモビルスーツが開発されたが、すでに一年戦争も末期に入っていたため、大きな成果は挙げられなかった。

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