ガンダム作品紹介      

2019年04月04日 (木)

機動戦士ガンダム 第08MS小隊

機動戦士ガンダム 第08MS小隊

【OVA】全12話

1996年1月25日~1999年7月25日発売

 

ストーリー

宇宙世紀0079年、若き地球連邦軍士官シロー・アマダは、激戦が続く極東戦線に赴任する途中で戦闘に遭遇し、ジオン公国軍の女性パイロット――アイナ・サハリンと出会う。ふたりは惹かれ合いながらも別れ、シローはコジマ大隊第08MS小隊の隊長として、アイナは兄ギニアスを助けるために、それぞれ戦地に赴く。だが、運命は再びふたりを引き合わせることになる。過酷な実戦を経て成長していったシローは、ジオン公国軍の秘密兵器開発計画「アプサラス計画」を掴む。だがそれは、アプサラスのテストパイロットを務めるアイナと、敵味方として再会するという悲劇へと繋がっていく。お互いの愛を確かめ合い、戦争の中でそれぞれの理想を追い求めるふたり。しかし、地球連邦軍とジオン公国軍は「アプサラス計画」を巡って激突の時を迎え、シローとアイナもその戦場で決断を迫られることになる……。

スタッフ

[企画]サンライズ

[原作]矢立 肇、富野由悠季

[キャラクターデザイン]川元利浩

[メカニカルデザイン]大河原邦男、カトキハジメ、山根公利

[美術監督]池田繁美

[音楽]田中公平

[監督]神田武幸(第1~5話)、飯田馬之介(第6~11話)、森 邦宏(第12話)、仕舞屋 鉄(第12話)

 

 

キャスト

[シロー・アマダ]檜山修之

[アイナ・サハリン]井上喜久子

[ミケル・ニノリッチ]結城比呂

[カレン・ジョシュワ]小山茉美

[テリー・サンダースJr.]玄田哲章

[エレドア・マシス]藤原啓治

[ジタン・ニッカード]永井一郎

[キキ・ロジータ]西村ちなみ

[ギニアス・サハリン]速水 奨

[ノリス・パッカード]市川 治

 

 

キャラクター

シロー・アマダ

極東方面軍機械化混成大隊(通称「コジマ大隊」)第08MS小隊の新任隊長として地球に降りた地球連邦軍少尉。責任感が強く実直な性格だが、思い込みの強い理想家の一面もある。実戦経験を積んで隊長として成長していったが、アイナとの出会いによって、軍人としての自分と戦争そのものに疑問を抱くようになる。年齢は23歳。

アイナ・サハリン

ジオン公国の名門サハリン家の令嬢で、年齢は20歳。兄ギニアスを助け、民間人でありながらジオン公国軍のテストパイロットを務める。本来は争いを好まない心優しい性格で、シローとの出会いを契機に兄の操り人形にも等しい自らの存在意義に悩み始める。そしてシローとの再会を経て、彼と同じ思いを抱いて戦争に抵抗していく。

ミケル・ニノリッチ

シローとともに08小隊に配属された18歳の地球連邦軍伍長。日和見主義のお調子者だが、シローや08小隊の面々の影響を受けて責任感を強くしていった。故郷に恋人を残して地球に赴任し、戦いの中で遠距離恋愛を続けていたが、徐々に冷めていく関係に悩んでいた。

カレン・ジョシュワ

08小隊の先任下士官で、26歳の地球連邦軍曹長。男勝りの豪胆な性格で、当初はシローを「甘ちゃん」と呼んで軽視していたが、成長していくシローを指揮官として認めるようになる。パイロットとしての優れた判断力と技術に加え、元医大生で医術の心得もある。

テリー・サンダースJr.

シローとともに08小隊に配属されたベテランの地球連邦軍軍曹で、年齢は29歳。慎重で理性的な人物で、パイロットしての能力も高い。所属した部隊がすべて自分を除いて全滅したことから「死神サンダース」と呼ばれており、彼自身もそのジンクスを気にかけていた。

エレドア・マシス

カレンと同じ08小隊の先任下士官で、24歳の地球連邦軍伍長。ミュージシャン志望で鋭敏な聴覚を持ち、ホバートラックのソナー手として高い適性を有する。ただし、普段は不真面目で軍人としての責任感は薄い。また、閉所恐怖症でモビルスーツのコクピットを恐れている。

ジタン・ニッカード

コジマ大隊補給中隊の隊長を務める地球連邦軍大尉で、年齢は61歳。酒と博打が好物の、老いてますます盛んな人物だが、大隊長のサイン入り命令書を内密に調達するほどのやり手でもある。理想主義のシローに危うさを感じながらも、人生の先達として見守った。

キキ・ロジータ

極東戦線に位置する村に暮らす17歳の少女。ゲリラの頭目として村を守る父に倣ってゲリラとして戦い、地球連邦軍とジオン公国軍の双方を敵視していた。シローに水浴びを覗かれたことをきっかけに彼に興味を持ち、08小隊に協力するようになる。

ギニアス・サハリン

サハリン家の現当主でアイナの兄にあたるジオン公国軍技術少将。年齢は27歳。没落したサハリン家を再興するため「アプサラス計画」によって勲功を立てようとしている。しかし身体を蝕む病と計画成就への執念が、やがては彼の精神を冒していくことになる。

ノリス・パッカード

ギニアスに代わってラサ基地の指揮を担うジオン公国軍大佐で、パイロットとしても傑出した技量を有する。サハリン家に忠誠を誓い兄妹の行く末を見守るが、心を病んでいくギニアスと公私の狭間で葛藤するアイナに複雑な思いを抱いていた。

 

メカニック

RX-79[G] 陸戦型ガンダム

RX-78 ガンダムの余剰パーツを流用して開発された、地球連邦軍の陸戦用モビルスーツ。ガンダムと同等のジェネレーター出力を誇り、ウェポンコンテナによって多種多様なオプション兵装を運用できるなど、高い機体性能と運用性を発揮する。

RX-79[G]Ez-8 ガンダムEz8

アプサラスとの戦闘で大破したシローの陸戦型ガンダムに現地改修を施したカスタム機。機体各部に増加装甲を加え、必要性の低い固定兵装を廃することで、より実戦的な性能を獲得している。

RGM-79[G] 陸戦型ジム

陸戦型ガンダムの生産ラインを流用して生産された地球連邦軍の陸戦用量産モビルスーツ。規格の多くを陸戦型ガンダムと共通としているが、ジェネレーターが低出力のものに変更され、機能の一部が省略されるなど、生産性の向上が図られている。

RX-75 量産型ガンタンク

RX-75 ガンタンクの量産タイプで、コア・ブロック・システムを廃して上半身の旋回機能を追加するなど、より長距離砲撃支援に適した改修が施されている。

RB-79K ボールK型

地球連邦軍が宇宙作業用ポッドを改造した機体。K型は2門のフィフティーンキャリバーと、ウインチなどを装備している。

ホバートラック

モビルスーツ小隊との連携を想定した地球連邦軍の戦闘支援車両。音紋索敵用ソナーを備え、ミノフスキー粒子散布下での早期警戒行動を可能としている。また、ホバーによる高い走破性を有しており、移動指揮所としても機能する。

ジェット・コア・ブースター

地球連邦軍の戦闘爆撃機で、FF-X7-Bst コア・ブースターのバリエーション。FF-X7 コア・ファイターのコクピットモジュールのみが流用され、ブースター部にはクラスター爆弾などを搭載可能なウェポンベイが設けられている。

MS-06RD-4 高機動試作型ザク

MS-06 ザクIIをベースとするジオン公国軍の試験機で、脚部はMS-09R リック・ドム系のパーツに換装されている。アイナがテストパイロットとして搭乗し戦闘データの収集を行っていた際に、シローのボールK型と交戦して撃破された。

MS-06JC ザクII

ジオン公国軍の陸戦用主力もビルスーツ、MS-06J ザクIIJ型のマイナーチェンジ機。シールドにスパイクが追加され、コクピット・ハッチの開閉方式も変更されている。

MS-07B-3 グフ・カスタム

ジオン公国軍の局地戦用モビルスーツ、MS-07B グフを再設計した機体。ベース機の格闘戦能力を維持しつつ、兵装のオプション化によって運用性と汎用性を高めている。優れた性能を有しエース級のパイロットに優先配備された。

MS-07H-8 グフ・フライトタイプ

グフ飛行試験型シリーズの最終型にあたるジオン公国軍モビルスーツ。脚部と背部の熱核ジェット・エンジンによって単独での大気圏内飛行能力を有しているが、機動性や航続距離には難を抱えており、少数の生産にとどまった。

アプサラス

「アプサラス計画」において試作されたジオン公国軍の巨大モビルアーマー。ミノフスキー・クラフトの大気圏内飛行能力試験機であるI型と、大型メガ粒子砲を実装したII型が存在するが、それぞれの外観に差異はほとんどない。

アプサラスIII

アプサラスシリーズの完成形にあたるジオン公国軍巨大モビルアーマー。リック・ドム3機分のジェネレーターと2基のミノフスキー・クラフトを搭載し、大型メガ粒子砲の火力と安定した飛行性能の両立を実現している。

 

作品解説

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に続く3作目のOVAシリーズ。『機動戦士ガンダム』の物語中盤を舞台背景とした作品で、戦場に生きる男女の愛と葛藤を主軸としたストーリーが展開される。一方、一年戦争の地上戦を描いたメカニックや戦闘の描写はミリタリーテイストが強く、主人公機となる陸戦型ガンダムも量産モビルスーツという設定で、兵器然とした描かれ方がなされている。また、『機動戦士ガンダム』に登場したメカが新たにデザインされて登場している点も特徴である。

 

 

世界観

一年戦争中期、ジオン公国軍は伸びきった補給線の維持に苦慮し、地球連邦軍はモビルスーツに対抗するための戦力を整えられず、両者の間で地上の戦線は膠着状態に陥っていた。その現状を打破するため、ジオン公国軍では新兵器開発計画である「アプサラス計画」が進められ、一方の地球連邦軍は急遽量産したモビルスーツで機械化混成部隊を編成して前線に投入する。そして、極東戦線が双方の戦略の舞台となったのである。

 

 

アプサラス計画

天然の要害である地球連邦軍本部ジャブロー基地を、軌道上から降下させた大火力のモビルアーマーによって直接攻撃するというジオン公国軍の計画。発案者はギニアス・サハリン技術少将で、試作兵器のテストベースにはラサ鉱山基地が用いられた。

コジマ大隊

極東方面軍機械化混成大隊の通称で、指揮官のコジマ中佐の名をとってこの通称で呼ばれる。8小隊24機のモビルスーツを擁し、東南アジアを中心とする極東地区で絶対防衛線の維持とジオン公国軍の浸透阻止にあたった。

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