「Q.発売が楽しみなガンプラ新商品は？」は「HG デストロイガンダム」が1位！【10/10～10/16】

が41ポイント強の支持を集めた。
背面の円盤型のスラスターユニットが巨大でなかなか商品化が難しいのではと思われていたが、ついにこのMS／MAをHGのスケールで目にすることになった。このガンプラのこだわりの一つに多彩なビームを表現するエフェクトパーツが挙げられるだろう。偏光成形技術の採用により、光源の角度によって色調の変化が楽しめる。全高約390mmという大きさに、この全長約260mmのエフェクトパーツが付属するのだから、飾るためには巨大なケースが必要かもしれない。

第2位はMG ナラティブガンダム C装備 Ver.Kaが36ポイント弱の支持を集めた。ナラティブガンダム C装備の特徴は外付けされたサイコフレームとコア・ファイターが搭載される「コア･ブロック･システム」である。そのため、ユニコーンガンダムよりもサイコフレームが目立っており、腰部には外装カバーがなく、キュッと締まったスリムな機体となっている。このような「Ver.Ka」ならではのこだわりの強さが高支持につながったようだ。
第3位はMG ガンダムベース限定 ザクキャノン（ΖガンダムVer.）とSDW HEROES 隠密ガンダムエアリアルが11ポイント強の支持を集めた。ザクキャノンはビビッドな紫色とブルーのポップなカラーリングがまず目につく。しかしよく見ると、頭部の口部分の形状や太腿部の筋彫りなど細かいディテールにこだわっているようだ。隠密ガンダムエアリアルも「輝羅鋼（きらはがね）」というインモールド成形技術の応用手法により、胸部の豪華絢爛なディテールに仕上がっている。お互いにこだわりを持った機体が、第3位において一歩も譲らない投票結果となったようだ。

いまや数あるガンプラの楽しみ方は、勿論個人の自由に任されている。ただ、それぞれのガンプラには、企画担当者やデザイナーのこだわりが随所に施されているので、製作者の想いを感じ取りながら組み立ててみると、また違った気分を味わえるかもしれない。そして、ポージングをさせたり、シーンを再現させたりしながら「あっ！こんなところを気にかけて工夫していたのか」といった自分なりの“気づき”を得るのもまた一つの醍醐味なのではないだろうか。この秋は、ぜひ商品の作り手の気持ちも感じながら、ガンプラを味わってみたいものだ。