「Q．11/29は『いい（11）ふく（29）』の日！『機動戦士ガンダム』で好きな服は？」はシャアが1位！【11/15～21】

が25ポイント強の支持を集めた。あの赤い服である。”赤”という色は暖色で進出色で、人は暖色系で彩度の高い色を見ると高揚感を覚えるという。つまりはテンションが上がる色でもある反面、攻撃的な色ともいえる。
そんな”赤”を身にまとうということは、自分はやる気に満ちているぞとアピールしたいに違いない。しかし、シャアの場合はそんな単純な意図ではなかったと思われる。ザビ家に対する復讐を遂げるという冷徹な目的を隠すために、あえてやる気をみせるふりをしたのではないだろうか。どちらにせよ、赤い服を着ている人はちょっと警戒したくなる。そんな色である。

が20ポイント強の支持を集めた。連邦軍の男性用の青い制服である。”青”という色は寒色で後退色である。人は寒色系で彩度の低い色を見ると沈静感を覚えるという。つまりは落ち着く色ともいえる。
とはいえ、連邦の”青”は彩度の高い青色で、従順でありながら、少しやる気が表れているような雰囲気がみえる。もしかしたら、制服を着ることによって、軍や大人の都合で自分の能力を利用されているだけなのではないかと、アムロは感じていたのかもしれない。

今回の調査では、彩度の高い”赤”と”青”を押す声が高かった。モビルスーツ同士の戦いが見せ場であるガンダム作品では、自己主張の強い色とふつふつとした感情を持つ色の対決が注目されるのは当然であろう。こうやって、いろいろと考えてみると、改めてシャアはその深い気持ちをあの赤い服に込めていたのだな～と感じ、ジーンとしてしまった。よ～し、私も今日から気持ちを入れ直して、ビビッドな赤や青の服を着ていくぞ〜！