「Q．12/6は『音の日』！『機動戦士ガンダム』で好きな音は？」はビーム・ライフルが1位！【11/22～28】

が32ポイント弱の支持を集めた。ガンダムにとってその象徴ともいうべき武装がこの「ビーム・ライフル」。ザクIIの装甲を一撃で貫通する火力は、シャア・アズナブルに「あのMSは戦艦並みのビーム砲を持っているのか！？」とまで言わしめた。
エネルギーCAPに貯めたエネルギーを一気に放出する感じと、一直線に伸びる長い余韻。その威力と爽快感を感じられる音がこのビーム・ライフルの発射音であった。どんなピンチでもこの音を聞けば、ガンダムの大逆転の予感がして、どこか安心できる音だったといえよう。

が21ポイント強の支持を集めた。ガンダムの重要なテーマに“ニュータイプ”というものがある。そして、“ニュータイプ”の能力を表現する方法として使われたのが、頭にきらりと光が走り、この「きらめき音」が流れるという演出方法であった。
つまり、私たちはこの「きらめき音」を聞くことで、光が走った人の頭に何か予感めいたものがよぎったことを知る。そして、その前後のシーンを見ることで、何が伝わったのかを想像ができるのである。
しかも、この“音”が流れた後にはとても重大なことが起こることが多かったので、画面を見つめる私たちを身構えさせる注意喚起の音にもなっていたのだ。

効果音はとても短いものである。しかし、何度も聞くことで、何の音なのか私たちにインプットされていく。名前の無かった音に「ビーム・ライフル」や「きらめき音」などの固有の名前をつけることで、その音の意味を文字でも理解できるようになる。
つまり、「ビーム・ライフル」という“文字”や“絵”を見ただけで、頭の中には「ズキュ〜ン」という音がリフレインされるのである。ああっ、やはり、この「ビーム・ライフル」の音は、印象に残りやすい秀逸な音だったんだなぁと改めて感心してしまった。