そういえば、この作品を見てから、夜、月を気にするようになった。

たまに思い出したようにスーパームーンだ、月食だと話題になる月であるが、普段はあまり気にすることが少ない。夜の街の明かりの方が鮮やかで、スマホのスクリーンの方が色鮮やかで目を楽しませてくれるからだろう。

しかし、この『機動新世紀ガンダムX』を見た方は、月が気になって仕方がない。もちろん、それは最大の武器、サテライトキャノンを撃てるかどうかが関わっているからだ。

そして先日、この作品がBlu-rayメモリアルボックスとして発売された。

ということで、今回はメモリアルボックスならではの特典で気になるものを調査してみた。

が7割を超える支持を集めた。4分の3といってもよいだろう。圧倒的な注目度であった。もちろん、私も読みたい。ガロードとティファの後日談ということであるが、64ページもあるし、新たなモビルスーツ「ガンダムヌーヴェル」が登場するという。パイロットはカリスということだが、ガロードに「生きろ」といわれ、ガロードとティファの旅立ちを見送ったカリスが、なぜ新しい機体に乗って登場しなければならなかったのだろう？気になってしかたがない。しかも、この「ガンダムヌーヴェル」は両手に大きなシールドのようなものを装備していて、これをどう使うのかも気になる。

が10ポイント強の支持を集めた。今回は3話、15話、19話、37話、38話、39話の6話分が新たに収録された。そのうち5回にガロード役の高木 渉さんが参加しているが、私が一番気になっているのは第38話「私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者」である。この作品世界を理解する上でとても重要なD.O.M.E役の光岡湧太郎さんが登場するからだ。一体どんなお話が語られるのか、とても内容が深くなりそうで楽しみである。

月とニュータイプ。この作品のモチーフを挙げるとするとこうなるのだと思う。月のミステリアスな雰囲気とニュータイプの能力を持つティファという女性。そして、彼女を支えるガロードの一本気さ。爽快感がありながら、深い設定がある楽しい作品である。ゲームをやる方や、ビルドファイターズを見る方は、強力なサテライトキャノンのシーンをオリジナル映像でぜひ確認して欲しいと思う。そして、私と同じように、月が見える場所を毎晩探す人になってほしい。

（ガンダムインフォ編集部）