『機動戦士ガンダムNT』見ましたか？

いや～すごかったですね～。見た結果、私はフェネクスが欲しくなってしまった。できればメッキ版の。あのひらひらがゆらゆらする雰囲気に心動かされてしまったのだ。

さて、その『NT』公開直前の11月21日（水）に発表されたのが「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」である。そこでは、なんと5作品もの展開が発表された。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』TVシリーズ、『ガンダムビルドシリーズ』新作、『SDガンダムワールド 三国創傑伝（さんごくそうけつでん）』、『劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ』、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の5タイトルである。おいおい、なんて大盤振る舞いなんだ。ということで、早速、皆さんが気になるものを調査してみた。

が38ポイント弱の支持を集めた。30年近く前に出版された、富野由悠季監督の小説が原作である。もちろん完全新作映像化だ。ご存じの人もいると思うが、主人公のハサウェイはブライトの息子だ。舞台は宇宙世紀0105年、一年戦争から約25年後である。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』（U.C.0093）以降を描くプロジェクト「UC NexT 0100」の第2弾になる。第1弾の『機動戦士ガンダムNT』の公開直後ということもあり、その第2弾に注目が集まったようである。劇場で予告トレーラーが公開されたことも注目度を上げた要因だったのであろう。

が22ポイント弱の支持を集めた。いや～待ちました。待ってましたよ～、富野監督～。カラフルで明るい独特の世界観ながら、すっごく重いテーマを扱っているところが、これまでのガンダム作品との変化だったな～と個人的には思っていた。キリキリする人間の業のぶつかり合いを色彩やキャラクターが溶け込ませてくれているような不思議な時間を楽しめたのだ。根っから明るいベルリのあの声を思い出して、また、元気をもらいたいと思っている方が多かったようである。

第3位には『機動戦士ガンダム00』舞台化が16ポイント弱と2桁で追いかけていた。初のガンダムシリーズの舞台化ということで、否応なく期待が高まる。さらにマイスターがイケメンぞろいということで特に女性ファンの支持が集まった気がする。

他の映像作品を抑え、1、2位を獲得した作品が両方とも富野監督が原作となる作品であったことには注目しておきたい。福井氏の作った世界観と力強いストーリ―の『機動戦士ガンダムUC』と『機動戦士ガンダムNT』に歓喜するファンがいる。40年近い昔からのファンもいる。若干4年ほどの若いファンもいる。多様なファンに対して、どのように仕上げてくれるのか。とても楽しみである。

（ガンダムインフォ編集部）