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2019年4月22日 (月)

Q.「シド・ミード展」4/27より開催!『∀ガンダム』で好きなMSは?【4/8~4/14】

ガンダム国勢調査 第606回

Q.「シド・ミード展」4/27より開催!『∀ガンダム』で好きなMSは?

今年は『機動戦士ガンダム』放送開始から40周年を迎えるメモリアルイヤーだ。そしてガンダム20周年記念作品として制作された『∀ガンダム』が20周年目を迎える年でもある。かつては10年という時間がとても長く感じたのに、今では20年や40年がそんなに長く感じないのはなぜだろう。『∀ガンダム』でもっとも話題になったのはモビルスーツのデザインであった。数千年の時の隔たりを感じさせるためだったのか、「未来」を描くインダストリアルデザインの旗手であるシド・ミード氏にガンダムのデザインが依頼され、ヒゲのガンダム「∀ガンダム」が誕生したのであった。そのシド・ミード氏の原画展「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が34年ぶりに日本で開催される。ということで、今回は『∀ガンダム』で好きなMSを調査してみた。

 

 

が36ポイントの支持を集めた。「∀」とは数学の全称記号で「すべてを内包する」という意味を持っている。「∀ガンダム」は、背中から蝶のように広がる無数の“ナノマシン”を放出する、ものすごい最終兵器「月光蝶」を装備していた。その“ナノマシン”のあらゆる人工物を砂状に分解する機能により、地球上の文明が「∀ガンダム」たった1機に過去の遺物にされてしまったのである。「月光蝶」の威力……凄すぎる。しかし、終盤まではその最終兵器は使われず、ビームサーベルやビームライフル、ハンマーなどの通常の兵器で戦闘していた。それでもパワー、スピードで他のモビルスーツを圧倒していて、宇宙船を押し返したり、戦艦の浮上を押し戻したりしており、その能力の高さからも人気が高いようである。

 

 

31ポイントの支持を集めた。「∀ガンダム」とは5ポイント弱の僅差であった。「∀ガンダム」のヒゲデザインが個性的だったせいか、放送当初は「∀ガンダム」よりも好きだという方が多くいたような気がする。ヒゲは無いし、ましてガンダムでも無い。特異なデザインの多いジオンのモビルスーツやモビルアーマーなどに比べれば、バランスのとれた人型として見慣れた感じを受けたのだろう。月のマウンテン・サイクルから発掘されたが、不完全で左右非対称だったり、武装も本来のものでは無かった可能性があるなど、多くの謎に包まれた機体だ。だが、その戦闘シーンにはビックリした。体を分離させるオールレンジ攻撃はもちろんのこと、“溶断破砕マニピュレーター”(シャイニングフィンガー)のインパクトが特に強かった。シャイニングガンダムやデスティニーガンダムなど、手からビーム(のようなもの)を出す機体はなぜか人気が高いようだ。

 

 

劇中では「兄弟」と呼ばれるほど、基本性能やデザインが似ているターンタイプであるこの2体だが、『∀ガンダム』20周年と「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」を記念して、5月8日(水)より、ガンダムベース東京で「MG ∀ガンダム/ターンX[ナノスキンイメージ]」が発売される。名前の通り、“ナノスキン”をイメージした水転写デカールが付属しており、劇中の自己修復をイメージした再現が可能だ。表面のメタリック仕様の光沢感のある仕上がりが美しいく、まるで生き物のように自己修復するモビルスーツという超テクノロジーを感じさせる仕上がりとなっている。人気がある「∀ガンダム」と、立体化の機会が少ない「ターンX」とのセットなので、かなり貴重なアイテムになるだろう。シド・ミード展のあと、ガンダムベース東京に寄って、現物を見てこよ~っと!

 

(ガンダムインフォ編集部)

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