「Q.「MG ガンダムX」発売記念！次にMG化してほしい「機動新世紀ガンダムX」の機体は？」はガンダムヴァサーゴが1位！【2014年2月3日～2014年2月9日】

Q.「MG ガンダムX」発売記念！次にMG化してほしい「機動新世紀ガンダムX」の機体は？
　「MG ガンダムX」が1月末に発売され、店頭をにぎわしている。待望のMG化ということで、リフレクターはもちろん、サテライトキャノンの展開ギミックや青い装甲部分の独自光沢素材など、こだわりの仕上がりになっている。これを見てしまうと、このMGのクオリティでぜひ次のモノを期待してしまう。ということで、『ガンダムX』の中で次にMG化を希望する機体を調査してみた。

が過半数近くの支持を集めた。『ガンダムX』がらみの調査で常に上位にいるのがこのガンダムヴァサーゴとガンダムヴァサーゴ・チェストブレイクである。パイロットであるシャギア・フロストとその弟のオルバも人気があったが、オルバの機体、ガンダムアシュタロンはガンダムエアマスター、ガンダムレオパルドと同列の12ポイント台に留まった。折り畳み式の腕のストライククローが特徴的で、大型の翼状のラジエータープレートがコウモリの翼のような雰囲気がある。ヴァサーゴという名前が悪魔に由来するという説もあり、その異形の姿と名前から、少し怖い印象がある。

が17ポイント弱の支持を集めた。こちらは通常のMSと違って、ニュータイプ能力を持つパイロットに遠隔操作される無人の機体である。1体のガンダムにつき12機のGビットをコントロールでき、マニピュレーターを備えたMS型のビットといえる。ガンダムX、エアマスター、レオパルドの各機に専用のGビットがあったが、戦争後の世界では、ガンダムX用のGX-bitしか確認されていない。GX-bitはサテライトキャノンを装備して、月からエネルギーを得て、サテライトシステムを使うことができる。無人の機体が戦場でサテライトキャノンを撃ちまくるのは、なんとなく、ちょっと不気味な気がする。

　人は「異形のモノ」に畏怖を感じる。その畏怖は興味へと変わり、そして、あるときには憧れへと変わる。昔から、お化けや妖怪の人気というのは変わらない。子供たちに人気の怪獣やロボットもある意味「異形のモノ」であろう。そして、外国人だって、江戸時代の日本人にとっては異形の人だっただろう。どうもDNAというものは変わったものを求めるものらしい。異種を求めることにより、多様性を持つことになり、より環境変化に対応できるようになるからだ。ガンダムヴァサーゴは人型MSの中でも異形のモノといえよう。そして、GビットもガンダムのMSの中では変わったタイプのものである。『ガンダムX』のファンの方は変化を受け入れる、進化に貪欲なタイプの方が多いのかもしれない。そういえば『ガンダムX』でのニュータイプの扱いも宇宙世紀モノとはちょっと異なる扱いであった。