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2019年1月23日 (水)

ガンダムファッションチェック第7回「ガンダムW編③」ガンダムWで好きな衣裳デザイン!

第7回「ガンダムW編③」

【目次】

第5回「ガンダムW編①」ガンダムWのファッションデザイン

第6回「ガンダムW編②」服のチョイスでわかるキャラクターの性格

⇒第7回「ガンダムW編③」ガンダムWで好きな衣裳デザイン

第8回「ガンダムW編④」明日から使えるガンダムWコーデ

 

 


③ガンダムWで好きな衣裳デザイン

― 日常では着られない、憧れの貴族衣裳 ―

 

私が好きなデザインは3つあります。1つは、ゼクスの『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』でのパイロットスーツ姿。“スチームパンク”的というか、“レトロフューチャー”というのか……。パイプなどのディテールが、SFっぽさをすごく感じて、とてもカッコイイと思います。

それと、『ガンダムW』でのサンクキングダムを受け継ぐと決意した時に着た制服も素敵でした。ベストはダブルですが、上着はシングルというおしゃれ上級者の組み合わせに、白を基調とした貴族的なデザイン。こういう華美な衣裳への憧れって誰でもあるかと思いますが、実際に着る機会なんてほとんどありません。特に、男性の場合では、自分の結婚式での衣裳くらいじゃないでしょうか。そういう希少性や、実際に着てみて似合うのかという不安、少年時代の思い出と大人への憧れ、いろいろな感情のすべてが込められている衣裳だと思います。

ゼクスは、数あるガンダムシリーズの中でも、トップクラスのイケメンキャラですから、彼への憧れも含まれているのかもしれません。

もう1つは、『Endless Waltz』でのデュオのファッションです。ダブルのライダースジャケットに、タイトなパンツを合わせ、全体を黒で統一しているけれどブーツをブラウン系にしている点も見逃せません。胸元の赤い差し色も映えますね。スパイや工作員として機能的でありながら、デザイン的に破綻のないカッコ良さを感じさせるデュオのファッションセンスは素晴らしいです。実際に、普段着として再現できそうなところもポイントが高いです。(ここでも袖をまくっていますね。笑)

あと1つは、衣裳デザインというわけではないのですが、やはり『ガンダムW』と言えばオープニング映像ですよね!TWO-MIXの曲のイントロとともに流れるあの映像。中でも、ヒイロが手で顔を隠しているあのシーンは、本当に鳥肌が立つほどカッコイイです。

また、オープニングのみ、キャラクターたちの衣装がゴージャスになっているんですよね。このオープニングの強烈な印象があるからこそ、ヒイロの奇抜なファッションをすんなり受け入れられたのかもしれません(笑)。

 

次回、第8回「ガンダムW編④」明日から使えるガンダムWコーデは、1月30日(水)更新予定!お楽しみに!

 

 


三浦 玄

スタイリスト。数々のドラマ、映画、舞台、写真集など幅広いジャンルで活躍中。

1983年生まれ、群馬県出身。主な仕事に、「仮面ライダー鎧武/ガイム」や「仮面ライダードライブ」、「スモーキング」、「ハゲタカ」など。

大のガンダムファンで特に好きな作品は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』。

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