「Q．RG「GP01」いよいよ発売！次にRG化してほしい「GP」シリーズといえば？」はガンダム試作3号機（デンドロビウム）が1位！【2013年7月22日～2013年7月28日】

Q．RG「GP01」いよいよ発売！次にRG化してほしい「GP」シリーズといえば？
　美しい花に優劣をつけるなんて、僕にはできない。
　戦いと破壊が目的のガンダムにつけられた可憐な花の名。そう彼らは花の名前を与えられたガンダムたちなのだ。花の命は短いものだが、彼らも試作機がゆえに公の歴史からは抹消されることになる。ステイメンの「おしべ」とブロッサムの「花」という意味はちょっと抽象的だが、それぞれの役割を考えるとなんとなく納得できてしまうところがまたいいネーミングだったと思う。ということで発売されたばかりのRG「GP01」（ゼフィランサス）に続く企画を皆さまの希望を元に大胆に予想してみよう。

が過半数の支持を得た。HGUC版のデンドロビウムは約3万円だった。はたしてRG版となるとどの程度の価格になるのだろう。ちなみに私はどちらかというと、価格よりもその大きさの問題で購入を控えざるをえなかった。全長1メートルにいたる長さ、そして、組み立て前のキットの総重量は6kgと、通常の1/144のガンプラと比べるとけた違いの大きさだ。購入する前に専用の飾り棚や部屋のスペースを確保しないといけない。飾るのもイイ。だが、こいつを動かしてみたい。展示された完成品は見た事があるのだが、各武装を自分の手で動かしてみたいのだ。う～ん、男子一生の夢ともいえる書斎を実現する際にはぜひとも確保したい一品である。

が4分の1近い支持を得た。物理的な問題と、登場順からいったら、どちらかというと、こちらの方が有力なのではないだろうか。禁忌の戦術核を装備するガンダムとあって、発表当時から話題となった機体である。巨大なシールドと幅が広くなった足が特徴的な機体だ。アナベル・ガトーという、かっこいい青年パイロットも人気だった。公開当時、このガトーがニナの元彼という設定にもビックリした。あの頃はコウの気持ちになり、「花」と女心を奪う彼に嫉妬したものだが、自分がオジサンになってみると、今度はガトーがうらやましく思えてくる。歳を経るとは不思議なものだ。

　最高機密であるガンダムと核兵器をジオン残党によって奪取されるという事実は、地球連邦軍にとって汚点でしかなく、公的記録から封印したくなる気持ちもわかる。しかし、隠されたものやワンオフの機体というのは、量産化された機体と違った輝きを放つものである。特異な形状や突出した性能をあたえられた機体はなおさらである。なので『0083』に登場するガンダム試作機たちは人気が高いのだろう。そして、希少な輝きを放つ「花」が壊れていくのは悲しいことである。ニナが「いや～！私のガンダムが～」と叫ぶ気持ちもわからないではない。ようやく完成させたRGを子供にバラバラにされた感じに近いのかもしれない。RGはぜひケースに入れて飾っておきたい。